無料ケータイ夢小説ならプリ小説 byGMO

第5話

出会い(後編)
渡「ねぇ佐久間、さっきの子って誰?」
なんとか時間内に終わった俺たちは自販機の横の椅子に腰掛けた。
佐「図書室にいた子?俺の名前を呼んだ。」
渡「あー、うん。」
自分で聞いたくせに、なんだか恥ずかしくなってきた。
佐「珍しいね、翔太が女子に興味を持つなんて。」
渡「別に興味は……。」
佐「あの子のこと知りたくないの?」
くそっ、佐久間は俺を見て楽しんでる。
目がニヤついてるとか最悪……。
渡「……知りたい。」
俺の答えを聞いて満足したのか、佐久間はあの女子について話し始めた。
彼女の名前は天宮あなた。
クラスは佐久間と同じで一組。
二人は家が近くて幼なじみだということ。
あとは、本が大好きで多分学年一の読書家だということ。
渡「ありがとう。時々お前のクラスに顔出すわ。」
佐「あ、朝と昼と放課後は大体図書室にいるよ。」
渡「わかった。ありがとう佐久間。」
俺が飲んだカフェオレのパックを捨て、深澤のコーヒーを持って教室へ戻る。
深「翔太ぁ、遅すぎるってぇ……。俺のどかわいた……。」
俺の机で倒れている深澤の前にコーヒーを置く。
渡「感謝は佐久間にな。」
深「えっ、えっ?どういうこと??」
五限目が始まるまで深澤はうるさかった。



あ、あの後一応お礼って佐久間のところに行った深澤は戸惑ったまま帰ってきた。
二人とも理解できないまま教室に戻ったらしい。
佐久間、カフェオレありがとうな。