ーーー蘭堂との話を終え、太宰とは解散し、中也は1人、崖にあるお墓の上に座って1人で喋っていたーーー
笑ってそう言うから少しムッときたけど・・・
私はあらたまって言った
そう言って中也は立ち上がって去ろうとする
私が追いかけようとすると中也が歩くのをやめた
茂みから現れたのは中也と同じくらいの男の子だった
ふいに私は白瀬という人と目が合った
私は軽く頭を下げた
(「今回のこと」とか、本編へ✨GO)
白瀬は中也に近づ来ながら話していく
白瀬は中也の背後まで歩いていく
ドンッ
中也が振り返ると同時に、白瀬は中也の腹部にナイフを刺した
中也が苦しそうに尻餅を着いた
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!