第7話

前夜〔回想〕2
1,495
2018/11/06 10:36
────ガチャ



家の中に入り、鍵を閉め、

脱いだ靴が散乱しているのを気にもとめず

電気をつけずにそのまま部屋に入る






──ドサッ────



抱きかかえていたそいつをベットにおろし
上から覆いかぶさる
千星
千星
っ……は……
窓から差し込む月明かりに照らされた
こいつの火照った顔が

ここまで来るのになんとか保たれていた


俺の理性の欠片を




完全に崩し去った









──チュッ────
千星
千星
んんっ…………!
首筋に優しくキスを落とす
佐久間
佐久間
っは…………





チュ────チュッ──





首筋──鎖骨──

順番にキスを落としながら
シャツのボタンを開けていく





────────クチュ
千星
千星
ひ…………っ!
胸の突起を舐めると

甲高い声が漏れた



涙目になって、慌てて口を覆う姿を
可愛いと思ってしまう



────チュ──ピチュ──











──カリッ
千星
千星
あ……!……ぅ…………っ
尖った部分を軽く噛むと

身体を震わせ艶っぽい声を出す



胸の突起を舐めながら

下の方に手を伸ばし

ズボンの上から
そいつのモノを触った
佐久間
佐久間
え…………
千星
千星
っ……
は……?これって……

佐久間
佐久間
おまえ、たったの……?
千星
千星
っ……!!
明らかに硬くなっているそれを
もう一度ズボンの上から触ってみる
千星
千星
や……いわ、な……いでっ……!っあ
媚薬のせいもあるのか……?


すげぇ、エロい
佐久間
佐久間
お前、感度良すぎ
こんなんじゃ持たねぇぞ
千星
千星
ふっ……ぅ……
さっきから、こいつ
ずっと手の甲で口覆ったままだな……


思考が働いていなくても

羞恥心は残っているらしい



佐久間
佐久間
手、どけろ。声、聞こえねぇ
そう言って手をどかそうとするが

こいつは首を横に振るばかりで
いっこうに手をどけない


……もう、いい






──グイッ
千星
千星
!?!!やぁっ……はっ……んん!?



そいつの手を無理やりどかし、

俺の指をそいつの口に入れる


人差し指で歯ぐきをなぞり
そのまま舌をおさえた
千星
千星
んぁ……やっ……ら…
甘い声を出しながら


こいつの舌が、

俺の指を口から追い出そうとうねった
佐久間
佐久間
ダメ、出しちゃ。俺の指、噛んでていいから
うねる舌をぐっとおさえつけ、

耳元でそっと囁く
千星
千星
や……こえっ……漏れひゃ……っ
佐久間
佐久間
いいよ
もっと、聞かせて
そう言って俺は


ニコリと微笑みかけた

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