第14話

なに、これ
1,130
2018/11/24 05:10
佐久間さんがはだけた俺のシャツを上にぐいっと持ち上げると

胸の突起があらわになる

千星
千星
やっ……
佐久間さんの吐息がかかり

ピクリと身体が跳ねる




また、変なのくるっ……





これから感じるはずの

痺れるような感覚に耐えようと

目をギュッとつむり、身体を固くして顔をそむける



しかし
千星
千星
っ────
しばらく経っても

感じると思っていた感覚がない



恐る恐る目を開けて

佐久間さんの方を見る



すると、佐久間さんは楽しそうに俺を見つめて

ニヤリと笑った
佐久間
佐久間
なに?期待してたんだ?
千星
千星
っちが…………っ!っひ……
そう言った瞬間

佐久間さんがズボンの中に手を入れて

俺のモノを触ってくる
佐久間
佐久間
身体は正直みたいだけどな
千星
千星
は……えっ……うそっ……!
見ると

佐久間さんに触られている俺のモノが

驚くくらいに立ち上がっていた

佐久間
佐久間
そんなに乳首、舐めて欲しかった?
千星
千星
ちがっ……違うっ…………
佐久間
佐久間
じゃあ、何でこんなことになってんだよ
そう言って、佐久間さんが

俺のモノの先端を親指でグリっと擦る
千星
千星
っひぁっ……や、やだっ……
な……んで……っ



これだけでっ……イ……キそっ……





すると佐久間さんは

俺がイきそうなのを知ってか知らずか

俺のモノから手を離してしまう
千星
千星
へ……な、んで……
佐久間
佐久間
まだ、イッちゃダメ
そう言って、佐久間さんは

俺の後蕾に指をあてた
千星
千星
あっ……んっ……っ
佐久間
佐久間
昨日の、思い出した?
ココで俺を、受け入れたこと
千星
千星
んぅっ……あっ……
しら……ないっ…………っ
佐久間さんは後蕾を指でグリグリしながら

胸の突起に舌を這わせる
千星
千星
んんっ……
でも、佐久間さんの舌は、
突起の周りをなぞるばかりで

快楽とは言い難い、微妙な感覚だけがずっと続く


後蕾の指も

ずっとグリグリするだけで

中に入ってこようとはしない







なんでっ……こんな……っ


やだっ……

もっとっ……ほし……のにっ……


千星
千星
やぁっ…………
佐久間
佐久間
なにが、や?


こんなのっ……言えるわけない……

もっと、気持ちいいの……ほしい……っなんて……
佐久間
佐久間
ちゃんと、言葉で言わないとあげねぇよ?

ダメだ、言ったら……

確実に、こいつの言いなりだろ……っ



ダメっ……


佐久間
佐久間
どこに、何して欲しい?


そう言って佐久間さんは

また突起の周りをゆっくりと舐める
千星
千星
ふぅっ…………っ


だめ、ダメだ



ほしい



ほしくない



もっと、ちゃんと……っ



ダメっ……違うっ……




佐久間
佐久間
ほら、言って


ほしいっ



っ違う……っ




ほしい


ほしい……っ




もっと、もっと………………っ

佐久間
佐久間
言え
千星
千星
────っ……
もっと、ちゃんとっ……触って……っ
乳首もっ……おしりも……っ
佐久間
佐久間
触ってって、どんな風に?
どんな、風にって……っ



そんな、

言えない…………っ



でも、いわないと



もらえない………………っ



千星
千星
っ………………な、舐めてっ……もっと、
グチャグチャにしてっ…………っ
佐久間
佐久間
よく言えたな
そう言って、佐久間さんが微笑んだ
千星
千星
っ───
佐久間さんの、低く、心地いい声が

耳の鼓膜を揺さぶり

じんわりと身体に広がった




その瞬間
千星
千星
っひ…………っぁ!
佐久間さんが、胸の突起を口に含み

ねっとりと舌で舐め上げる





背筋に電撃が走ったような感覚がして

身体がピク、ピクンと跳ねる







……な、に






これ……






頭が真っ白になって



思考が全部



吹っ飛んでく



佐久間
佐久間
軽くイッた?
こんだけでそんなんになるなんて
こっち、ナカ触ったらどうなるんだろうな?
佐久間さんが自分の指を舐め

唾液をからませたその指を

俺の後蕾に押し当てる
千星
千星
んんぅ…………



────ズプッ……







後ろに違和感があり

骨ばった人の手が入ってくるのがわかる


千星
千星
ん…………ふぅ……っ
佐久間
佐久間
ほら、昨日ほぐしたから
余裕で2本はいる





────ゴリッ




千星
千星
んああああああっ
佐久間
佐久間
ココ、前立腺……わかる?


そう言って、佐久間さんが

俺のナカにあるコリコリしたところを

指でグリッと擦る
千星
千星
やっ……あっ!


佐久間さんが前立腺を擦るたび

身体が跳ね、言う事を聞かなくなる


千星
千星
んんんっ……
佐久間
佐久間
その反応、すげークる
そういった佐久間さんの目は

獣みたいにギラギラしていて


その目で見られていることを認識しただけで

身体がゾクリと震えた
佐久間
佐久間
っ……もう、入れるぞ
千星
千星
え……っや、待っ……
佐久間
佐久間
も、無理……っ、待てない






──────ズプッ



千星
千星
ああああああああっ!



なに、これ






目の前





チカチカする



佐久間
佐久間
っ……きもちい?
千星
千星
あっ……わ、かんな、いっ……

腰がガクガク震える


佐久間
佐久間
わかんねぇって……
千星
千星
っ…………きもちっ…………すぎてっ……
わかんないっ…………っ!
佐久間
佐久間
っ……



あたまっ……ふわふわするし




なんも、考えらんなくなって……っ




も…………っ


佐久間
佐久間
……っあんま、煽んな





──────ゴリッ



千星
千星
あああああっ……っ



佐久間さんのが

前立腺を容赦なく擦る



処理しきれない快楽が

音となって口から漏れ出してくる
千星
千星
やっ……あ……ぅん……っ
もう……っ……イッちゃ……っ
佐久間
佐久間
いいよ……っ、ほら、イけっ

そう言って佐久間さんは

グリッとソレを奥まで勢いよく押し込んだ
千星
千星
んああああああっ


頭が真っ白になって

ただただ大きすぎる快楽の波にのまれていく




ナカに、温かいものが


ドクドクと流れ込んでくるのを感じる




俺はその余韻を感じながら

霞んでいく視界の中で

意識を手放した

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