第33話

✔︎ 33
2,702
2019/08/25 03:39
あなたside



いつもの俺様だけど優しい顔じゃなくて

もう完全に男の顔をしている翔吾さん





宮國
宮國
…止めないで、



そう一言言えば、驚いたように目を見開いて
そんな言葉どこで覚えてきたん、なんとか言ってる。






こんな言葉覚えてこなくても、
翔吾さんを愛してると思えば、もっと触って欲しい
そう思ってれば簡単に出てくる。




翔吾
翔吾
考え事なんかしとる暇ないくらいにしたるわ、




そう言うと私の胸に直で触れる翔吾さんの手。



大きくてあったかい手。





先端には触れないでわざとずらして攻めてくる。




宮國
宮國
ぁ、…っ、翔吾、さ…っ、



突然先端を摘まれて変な声が出る。

慌てて口を押さえると、



翔吾
翔吾
声、聞かせて…




ってわざと耳元で言う翔吾さん。





胸の奥がぎゅうっ、てなって
何故かわからないけど口の前から手を退けてしまった





すると、Tシャツを脱ぎ捨てて上半身裸の翔吾さん。



見慣れてるはずなのに恥ずかしい。





体は凄く筋肉質で、いつもより何百倍も色っぽい



翔吾
翔吾
…えろ、





気づけば私も生まれたまんまの姿になっていて、
恥ずかしくなって体を隠す。




翔吾
翔吾
…だーめ、見せて
宮國
宮國
でも恥ずかしい、
翔吾
翔吾
俺達もう何回ヤってんの?



そう耳元で囁いてくる



翔吾
翔吾
大丈夫、綺麗だから。




それだけ言うと私の手を掴んで体中にキスを落としていく翔吾さん




宮國
宮國
ゃぁっ、…





くすぐったいし恥ずかしいで、自分じゃないみたいな声が出る。




宮國
宮國
あ、…だめ、ぇ…
翔吾
翔吾
…ごめん、俺、案外余裕ない




そう言うと突然下に手を伸ばして滑り込んでくる指。


いつもの変な感覚でまた足に力が入る。





宮國
宮國
ふ、っ…ぅ、翔吾さ、んっ、
翔吾
翔吾
痛い、?
宮國
宮國
…~っ、




ううん、と精一杯横に首を振る




翔吾
翔吾
…めっちゃ締め付けてる、
宮國
宮國
…んん、~っ、
翔吾
翔吾
あなた、
宮國
宮國
ん、?
翔吾
翔吾
ほんとはもっと慣らしてあげたいけど、
余裕ないわ、ごめん、挿れる




痛かったら言って直ぐにやめるから、なんていつもは俺様な翔吾さんが、


優しくなってるから調子狂う






宮國
宮國
…しょう、ごっ、…来て、っ?
翔吾
翔吾
っ、!!




一瞬驚いた顔をして、すぐに元の顔に戻る。


当てられているだけのモノがぐっ、と中に押し入ってくる感覚。





宮國
宮國
い、っ……、!!



反射的に体に力が入る




翔吾
翔吾
力抜いて、





そい言うと、指を絡めてきてキスをする翔吾さん。




さっきのキスとは違って、蕩けてしまいそうなキス。




自然と体の力が抜ける。




その瞬間グッとさっきよりも少しだけ入り込んでくる。




宮國
宮國
んんっ、!!
翔吾
翔吾
…はいった、
翔吾
翔吾
痛い、?
宮國
宮國
ちょっ、と痛いけど、大丈夫…っ、
宮國
宮國
も、全部入った、…?
翔吾
翔吾
まだ、

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