第14話

No.6

4,062

2021/08/23 11:51

俺の彼女はお酒が弱い





今日は練習を見に来てそのまま飲み会に行くことになった


もちろん俺の隣は固定であなた。

この子はすーぐお酒弱くなるからね笑



歳は俺より下だから有志とか藍とかと気が合うみたいでさっきからずっと話してる


あなた「あははっ、ほんとに髙橋くんと西田くんおもしろいね笑」

藍「あ、俺のこと藍でいいですよ。髙橋沢山いるんで笑」

有志「じゃあ俺も！！有志で！！」


あなた「あ〜ほんと？？じゃあ藍くんと有志くんで〜！！」



藍・有志「はいっ！！」



ああ、絶対可愛いって思ったろあなたのこと！！！！


まぁ可愛いけど！！





関田「あれ、山内さん、嫉妬っすか？？笑」

俺「うるせぇ」

あなた「え？なになに晶大嫉妬したの〜？」

俺「うるさいうるさい、酔ってきちゃったね。帰りますか？？」

あなた「え？やだぁ〜、もっと藍くん達と話したい〜〜」



俺「藍たちかよ‪笑  はいっ！山内たち帰りまーす！これ、お金お願いしますっ！」



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タクシーの中


俺「あなた〜〜、今日俺の事ちゃんと見てた？？」

あなた「なーに笑  見てたに決まってんでしょ」
「晶大かっこいいから晶大しか見えないの〜」



俺「それほんと？？」


あなた「当たり前でしょ〜」


俺「じゃあまた見に来なね」


あなた「うん！！ねぇーーー手貸して」

俺「ん？」



そういいあなたは俺の手を握ってきた



あなた「今日一緒に寝ようね」



俺「うん笑」






俺の彼女はお酒が弱い




けれど





あなただったらいくら弱くても悪くないなって思った





あぁ、俺も酔ってるな、





あなたに笑