第30話

No.12
3,997
2021/10/14 16:19
あなた「じゃあまた後でね〜」


俺「おう」






パタン




家の扉をしめて



俺は玄関に座り込む







俺「可愛すぎる……」







俺の隣には同い年の女の子が住んでいる



小学生の頃から仲が良くて毎日のように遊んでいた




頑張って勉強して高校まで一緒




そしてお互いバレー部





いやもうこれは運命ちゃうん?





ピンポーン





あなた「らーーん!!きた!!」



ガチャ



あなた「え、玄関にずっといたん?笑」



俺「考え事してただけや」
「来んの早すぎん?」



あなた「だって家隣やし」

「おじゃましま〜す」






ーーーーーーーーーーーーーーーーー


俺の部屋へ毎日のように遊びに来るあなた



俺は男として見られてないんかな






あなた「なぁ〜藍〜?」




俺「んー?」




あなた「藍って告白されたことある?」


俺「え」






そりゃあもう自分で言うのもなんだが俺は数え切れないほどの人から告白をされている







けど俺はずっとあなただけだから



OKなんてするはずがない





俺「藍くんをなめんなよー?」



あなた「だよねぇ」


俺「なに、告られたん?」



あなた「ま、まぁ///」











俺「誰?」





あなた「3年の、青木先輩」



青木先輩、、


あのモテモテな先輩に告られるなんて






俺「OKするん?」





私「いや、私、、」


「…他に好きな人いるし」








今まで俺たちは1回も恋バナというものをしたことが無い






そしてやっと今、あなたに好きな人がいることがわかった




誰だ、?





俺「…そなんか笑」
「そいつには告らんの?」



私「藍、私がその人と付き合ってもいいの、?」





俺「そりゃあ…!!」





嫌に決まってる








ギュッ






気づいたら俺はあなたのことを抱きしめていた







俺「嫌や、」







私「藍、私の好きな人本当に分からない?」





耳元であなたが言う




俺「え、だって、わからん。」








あなた「私、ずっと前から藍のことが好きだったよ?」





俺「え??おれ??」




まさか、


これは夢??




あなた「だから、その、もうこの体制心臓爆発しそうなんですけど」





冷静に考えてみると


俺はあなたのことを抱きしめていたんだった







俺「あああっ、ごめん///」







あなた「だから、その、」




俺「まってや笑」







その言葉くらい




俺から言わせて








俺「ずっと前から俺にはあなたしか見えていませんでした」
「俺と付き合ってください」






あなた「…はいっ!」









end.






更新遅くなってすみません🙇🙇



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