第4話

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2018/12/23 04:15
ありがとうございます!
おすすめに選ばれましたぁ!
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グリッド
ソフィ、ソフィ、起きて!
ソフィ
…………え?
脳がスリープ状態になっていた私は、視界に入ってきたグリッドを、見て戸惑った。
グリッド
朝、だ、よ!起きて!
ソフィ
起きてる…よ
窓から覗く眩しい光。これが、……「アサ」?
この世界は光に包まれる天気がある。人間は、眩しくないのだろうか?
これが毎回来るのだ、人間は慣れているにちがいない、そう思い直して、グリッドについていく。
私がつれていかれたのは、大きなテーブルがある部屋だった。
横に人間が大勢座っていて、黄土色の食べ物をむさぼっていた。
グリッド
はい、注目!昨日からこの孤児院に入った、ソフィです!
グリッドが口から声を出すと、一斉に人間がこちらを向いた。人間は、七歳ぐらいの子供が多かった。
ソフィ
…よ…ろ……しく……お願…いします…
たどたどしく、でもなるべく大きく、挨拶をした。
人間の顔は笑顔になり、「こっちに座って」や、「よろしくねー」などの声が飛んできた。
グリッド
じゃあ、
雨包みよの恩恵み君と親とのご恩味わい神の恵みをありがたくいただきます
子供たち
いただきます
ソフィ
…いただきま…す
人間は食べる前に不思議なことをするものだ。
私は目の前にある丸い穀物に、目を向ける。
果物以外の食べ物なんて、始めてみた。私はグリッドの真似をして、それにかぶりつく。
ソフィ
……おいしい
気づいたら、口からそんな言葉が出ていた。
不思議だ。おいしい、なんて言葉知らないはずなのに。
グリッド
本当!?よかった。
ソフィ
…うん

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