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第37話

37
1,531
2021/06/22 15:00
みんなみんな"頑張れ"って何…?









夜久に体操服を返し終え教室に戻ろうとすると4組から顔を出した黒尾に飛びつかれた





あなた「えっ!何!?」





黒尾「あなた〜…ぅ"ぅぅぅぅ…」





あなた「へ?なんなの?」





黒尾「ちょっと…」





そう言って腕を引っ張り教室まで連れてかれた





その上自分の席に座った黒尾は膝の上に乗るように促した





あなた「は?なんで?」





黒尾「いいから」





ぐいっと腕を引かれ不可抗力で座ってしまった





ギュゥゥゥゥゥ





あなた「えっ!ホント何!」



加藤「多分嫉妬かなんかじゃねぇの?」

「ほれ、夜久の体操服着てただろ?」




黒尾「ちげぇし」





あなた「あーね、なるほど」

「てか、こいつの自業自得なんだけど」




黒尾「…」





あなた「テツローいい加減離して授業始まる」





黒尾「…」





あなた「あーもー…」

「茜ぇ!私の教科書そこに入ってるから出しといてくれない?」




須崎茜「りょー」





あなた「ありがとう!」





須崎「あなたの家の猫ちゃんは大変ですねぇ笑」





あなた「そうなのよぉ笑」





黒尾「俺猫じゃねぇし…」





あなた「じゃあ何」





黒尾「お前の彼氏…」





あなた「うん、そうだね」

「じゃあ腕離してくれない?」





黒尾「嫌だ」





あなた「…面倒くさ」





黒尾「へ…」





あなた「まじで授業始まるから早く離せや」





黒尾の膝の上から見下すように睨んで言った





黒尾は目を見開いて言葉を失っていた





あなた「…早く」





黒尾「はっ…はい…」





やっと黒尾の腕から解放された私は自分の席に戻る




あなた「はぁ…」




黒尾は今の状況が理解できていないようだった




須崎「フッ…ざまぁ笑




黒尾の隣の席の須崎が黒尾を見て嘲笑っていた




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お久しぶりです。



ごめんなさい



しばらく"彼氏と家族になりました"の更新をストップします。



実際のところこの後の書き溜めがないのと



今は"かつての鬼は厨房に立つ"の更新を中心にやらせて頂きたいと思います。



もし戻ってくることが出来たらまた読んでくださると嬉しいです。



いつか必ず戻ってくるのでお気に入り登録したままでお願いします。



━なぁちゃ。






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