第14話

❀·°
2,829
2021/05/24 08:08
宇随side














あれから数ヶ月。










あなたとは文通をして生存確認をしている。












会いたい。












他の嫁たちも寂しそうだ。













そんな嫁たちが、鬼の住む遊郭へ潜入した。












オレは家では1人になった。












まぁ、そんなことは置いておこう。














問題はそこに上限がいる可能性が高いことだ。











もう時期俺は、その遊郭へド派手に突っ込む













雛鶴との文通が途絶えたからだ。












あいつらを守る為ならば、俺の命さえ惜しくはない。












だから、お前にこの手紙を書いておく。

もう、お前の元へ届く頃には俺は遊郭へ突っ込んでいるだろう。









あなたへ



元気にやってるか?
俺はド派手に元気だぜ。
雛鶴たちも元気....と言いたいとこだが、
今、やばい状況だ。
雛鶴との文通が途絶えた。行方不明だ。
俺はもう、遊郭へ突入する。
お前は俺の性格、知ってるだろ?
お前らを守るためなら、捨て身でいくからな。
俺がもし、死んでもお前らは仲良くやれよ。
誰一人欠けさせないから。
お前も危険と隣合わせだよな。
ほら、あれだ、藤の家のばばあが言ってるやつ.......
.......『ご武運を。』だっけな?
まぁ頑張れよ。
愛してる。


音柱 宇髄 天元





ざっとこんなもんかね。












鴉に手紙を持たせて立ち上がる。








宇随天元
宇随天元
いくか。

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