ジミン「それでね、音楽が楽しかったの!」
テヒョン「テテは体育が一番好き!」
小学校から帰ってきた2人とグクを連れて、教室に向かう。
あなた「いいなぁ、学校。オンマも行きたくなっちゃった!」
ロイ先生「みんなこんにちは!今日は発表会の練習だよ!」
「発表会〜!?」
ロイ先生「後でお知らせの紙を渡すから見といてね!」
(ピコン📱
真面目なグクさんの事だ。
きっと弁解にでも来るんだろう。
だけど、そんなことは求めていない。
あの熱愛が嘘だろうが本当だろうが私には関係ないんだから。
告白を振った私に、そんなことを気にする権利はない。
グク「はぁ!楽しい!」
ジミン「オンマ?発表会さ、ヒョンたちも来てくれるかな?」
あなた「んー、どうだろう。忙しいかもね。」
テヒョン「ヒョンたちに見て欲しいなぁ、」
ロイ先生「ねぇ、3人とも!もう少し先生と練習しない?」
ロイ先生「みんな上手だから、もっと細かいこと教えたいと思って、」
他の生徒が帰ったあと、3人だけの教室が開かれた。
ドンヒョン「あれ、お世辞でもなんでもないからね。まじで上手いのよみんな。」
あなた「、そっか。」
ドンヒョン「おいでヌナ。」
ドンヒョンに手を引かれてやってきたのは、休憩室だった。
ドンヒョン「お茶でも飲みな。」
あなた「ありがとう。」
ドンヒョン「で?なにがあったの。」
あなた「ん?」
ドンヒョン「ここまできて隠すつもり?」
あなた「、、私っていいとこある?」
あなた「あ、いや、、そのメンヘラ的なそういうやつじゃなくて、」
ドンヒョン「ふふ、俺が教えてあげる。」
ドンヒョン「まずね、意外と美人だよ。」
あなた「意外とって、、」
ドンヒョン「整った顔してるし、あと身長がちっこくて可愛い。」
あなた「ちっこいって、言い方、、」
ドンヒョン「ふふ、でもね。俺はヌナの外見より中身がいいと思う。」
ドンヒョン「頑張り屋さんなところ、周りをよく見てて、気遣いがたくさんできるところ、優しい心をもってるところ、こんな俺を受け入れてくれるところ、仕事が出来るところ、料理が上手で、、」
指折り数えていくドンヒョン。
あなた「んふ、分かった。もういいよ。ありがとう。」
ドンヒョン「えぇ?まだまだあるけど?」
なんて笑うドンヒョンが温かい。
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。
登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。