微かに聞こえる風の音。
その上を飛んでいる鳥の鳴き声。
路地を駆け回る子供たちの笑い声。
いつも耳にしていた当たり前の音が
次々と遮られていく。
私の前に立つ背中をただ見つめる。
なぜ彼がこんなことを言ったのかは分からない
彼が今、どんな気持ちでいるのかも
彼が今、どんな顔でいるのかも。
そして、それは私の知りたかった答えであり
また、私も口にしたい言葉だった。
いやいや待て待て、この流れで去るの?!
私まだ何も言ってない!!
ばっさりと切られてしまった。
これはかなりのショック!!!((
しかし私はそんくらいでへこたれる女じゃない
そっちがその気なら
私も同じことをしてやる!!!!
言いたいことだけ言って、逃げる!!
さとみくんが振り向く前に走り出した私。
後ろでパニックになっているのが伺える。
ざまあみろ!!ばかさとみ!!!
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。