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私は、出来損ないだ
私は、特別な家に産まれた
父親が魔王だった。
そのため私の家では、闇魔法しか許してもらえなかった
私だってたくさん練習した。でも何故だろう
全部が妖精魔法に変わったしまう
どんな残酷な魔法でも妖精魔法に変わる
例えば、人の命を奪う魔法を使うとする。それなら怪我でも病気でもなんでも治してしまう魔法になる
そんなんだから父は、私を気に入らなかった
私は、妖精だ
魔王の娘がこんなのおかしい……産まれた時から私は、父に軽蔑してたんだ
闇魔法に私は、向いてない。そう思って妖精魔法を、覚えようとしても、そんな魔法書あるわけなかった
私は、妖精魔法を1つも知らない
私が産まれてから2年は、たった頃妹が産まれた
赤毛の可愛い女の子
その子の名前は、紅葉と書いてくれはと名ずけられた
紅葉は、何でもできた。完璧な子だった
それから私は、ずっと部屋にいた
外に出す事を許可されなかった
退屈だ。外に行ってもどうせ退屈だけど
誰の、声だろう
ドアの下には、一通の手紙があった
私は、手紙を拾い上げ中を読んだ
「お姉様。紅葉です。これからは、お姉様に手紙を書いてコミニケーションを取ろうと思います。お姉様は、部屋から出てこられないので、私お姉様と仲良くなりたいです。また手紙書きますね。」
それから私と紅葉は、手紙のやり取りをした
紅葉と手紙のやり取りをしている間は、心が救われた
だけど。やっぱりこの世界は、私には、狭かったのかもしれない
私には、分かったんだ。紅葉は、私のせいで腕が鈍っていることを
私のせいで紅葉は、思う存分羽ばたけない。
私は、自殺することに決めたんだ
私は、この時のために毎日コツコツと壊し続けた、窓の鍵を開けた
そのまま私は、海岸まで行った。
やっぱり私は、出来損ないだ。
いざ死ぬと思ったら足がすくんで動かないんだから。
でも……紅葉の為にも……
そのまま私は、海に飛び降りた。
⚠️まだ、続きは、ありますがだるいのでサラバ
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。