ピーーーーーーーーーーー、、、
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ヴヴヴヴ〜(電話)
タッタッタッ
ガチャッ
ピーーーーーーーーーーー、、、
その光景は、さとみくんがころちゃんの手を握りながら泣いていて、莉犬は声を上げて号泣。ジェルくんは、静かに椅子に座って泣いていた
るぅとくんも、泣いていた、
なーくんは、この状況が信じられなかったのか、頭を抑えて泣いていた
中には、、、
「みんなへ、さっきは怒鳴ってごめんなさい。ついカッとなってしまったんだ、でも、みんなの態度で分かったよ、、死んだ方がいいって。僕、実はガンだったんだ。だからいつ死んでもおかしくない。ちょうど良かったね!今までありがとう!なーくんに声をかけて頂いて、幸せな人生でした、ありがとうございます。また、来世で会いましょう。
ころんより」
さとみくんは、静かにころちゃんを抱き上げ、小さい声で言った
ごめんな。大好きなはずなのに、守れなかった。ほんとにごめん。でも、ずっと愛してんだよ、大好き過ぎておかしくなりそうなんだよ、、ほんとにごめん大好きだよ。
そのころ、ころちゃんが笑っていた気がした、
終わり
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!