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第1話

Prolog
1,691
2022/11/08 08:54
























u
はぁ…




もうすぐ クリスマス。
大勢の男女が垢抜けや仕事に 力を入れている頃,
私は ライトアップされた 綺麗なようで汚い 街を歩いていた。
現在の時刻は 23:40 分, 夜中に外に出てるなんて ナンパしたい男とナンパされたい女しかいないはず,
でも, もうすぐクリスマスということで, プレゼントを買いに来たであろう家族もちょくちょく見かけた。
一方 私は クリスマスなんて気にしないブラック企業の社員。
今日も 残業する社員用の夜ご飯を買いに来た





お姉さん, ここに寄ってかない?
ちょっとでいいから !!
ありがとう, ナナ, お姉さんのことだ~いすき♡

今日も会った
ここの街の入口のすぐ横にあるホストの男。
あの男はかなり人気のようで, 看板娘ならぬ看板息子みたいな立場だ,初め 見かけた時は 顔にすごく引かれた。
あんな顔面この世に存在するのか… なんて考えたけど, 所詮 ホストだ。
どうせ 整形でもしてるんだろう, なんて 思いながら気にしないでいた。
だが, どんどん寒くなっていく中, ずっと笑顔で客引きをしてるのは 驚いた。
お金の為に媚びをうる貴方, お金の為に貼り付けられたようなその笑顔,
全て計算内の行動をしているにも関わらず,私はどんどん貴方の沼にハマっていく


ここまで来たら あの男と少し 話してみようかななんて思ってくる。
私は決心して, 職場の一つ年上の 「リリ」オンニ に 連絡をした。
すると, すぐ既読がつき, 返信がきた

u
あんたも青春しないとだからね, 楽しんできて! かぁ…
u
よし, 行ってみよう



u
あの, すみません
JM
JM
あ, どうしましたっ?

客引きのためにつけているうさ耳のカチューシャがゆらゆらと揺れた
u
 貴方を指名したくて…
JM
JM
… わかりました!
中を御案内 致しますね~



JM
JM
僕, 今は 空いているので, すぐお姉さんの御相手になれます !
u
お願いします …?
JM
JM
じゃあ 行きましょうかっ…!

ホストの人が手を握ってきた時,









ピロンッ
u
あ, ちょっと待ってください…

発信者
うーくん










うーん… これは面倒臭い事になりそう…


u
…もしもし
やぁッ!
JW
JW
早く 帰ってきてよ !!
JW
JW
俺 もう ご飯 作ってるんだけど?!
u
私,今 ホストにいるよ~
JW
JW
ホスト… ?
JW
JW
俺がいるのに …?
JW
JW
許さないよ ?
JW
JW
え, 今夜 抱いてもいいの? ()

めんどくせぇ…
u
私 うーくん の為に プリン 買って帰るから…
こうゆう時は必殺!!
甘えん坊 みたいな 言葉パワー!! (
JW
JW
うーくん …?!
待って, まぢで 抱いていい?
u
だめだってば… 
u
その日までお預けね… /
JW
JW
… !
JW
JW
あなた, 愛してるよ!
また 後でね~ 💚💚💚💚💚💚
u
はーい
JW
JW
また後でn (((
ブチッ 


はぁ, チョロいわ ()
いつか「ねぇ, ヤろ!」 って言われた時に 覚えてないって言えばいいのだ
JM
JM
… 彼氏さんですか ?
u
ふふ, 秘密です ㅎ
u
ごめんなさい, 今日はやめておきます…
u
でも, また いつか 必ず来ます…!
JM
JM
… お待ちしています /

へっ
ちょっと弄めてやったぜ ←
年下男子を弄るのは楽しいなぁ…
それより やばい,
遅くなると 本気で 抱かれちゃう…!!



u
走れ~ !!



私は ライトアップされた街の中で, 1人 走っていた





何あの子, 
JN
JN
俺のどタイプ なんだけど ㅎ






JM
JM
あのお姉さんは, 
JM
JM
“ 俺のものだから ”



















二人の男に狙われてるなんて知らずに ___。













𝐍𝐞𝐱𝐭

見た人強制で 読みましょっ!

これ読んで損は絶対ないので!!
お願いします 🙇‍♀️✨

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