第3話

#2
48
2019/08/31 13:40

次の日の朝。



俺は、みなとへの気まずい気持ち以外、
いつもと同じように、教室に入った。








櫻木 渚
おはよー
、、、



おかしい。
いつもならみんな挨拶を返して、
俺に近づいてきてくれるのに。


この日はみんな近づいてくることもなければ
挨拶を返してくれることも無い。



一瞬空気が凍りついて、、


また、俺が入ってくる前と同じように話し始めた



俺なんかしたっけ?、、



俺は考えた

でもよく分からない。



櫻木 渚
え?、何みんな
櫻木 渚
どーした?笑
櫻木 渚
おい、ゆずと!!
藤牧 柚斗
お前、、
もう、関わってくんな、
櫻木 渚
は?俺なんかした?
梶原 芽依
なぎさ、ゲイだったんだね
櫻木 渚
えっ、誰からその事を、、、
佐々木 未桜乃
みなとだよ
櫻木 渚
え、
櫻木 渚
お前そんな奴だと思ってなかった
蒼井 湊士
それはこっちのセリフだわ
蒼井 湊士
俺だって、
蒼井 湊士
みんなだってお前がゲイだなんて思ってなかったわ
梶原 芽依
ごめん、そーいうことだから
佐々木 未桜乃
うん、
関わってこないでね




目の前が真っ暗になった




気がした、、















その場にいてもたっても居られなくなった俺は

教室を飛び出した。
そして一気に屋上まで駆け上がっていった













🚪ガチャッ



櫻木 渚
はぁ、


なんで俺
男子なんて好きになっちまったんだろ、

みなとにも、ひなとにも、めいにも、みおのにも、
みんなに嫌われたよな


俺ついてないな、






もういい、


これからは誰も信じない。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄



この時俺は決めたんだ。

これからはずっと1人で生きていく
誰にも関わらないってね



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