第9話

9話「子狐のぼうし」
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2024/09/27 11:00 更新
勉強合宿の日



正直気は進まないけど…実は1つすごく楽しみにしている事がある
なななんと今回は子狐に会えるのだ!
今思えば子狐って"男の娘おとこのこ"なんだよn
夏目貴志
夏目貴志
行ってきます、塔子さん
あなた
アッ行ってきます!
藤原塔子
藤原塔子
気おつけて
藤原塔子
藤原塔子
楽しんできてね!
夏目貴志
夏目貴志
ッはい!



嬉しそうだな…夏目


藤原滋
藤原滋
あなた、貴志
あなた
ん?
あなた
どうしたの オトウサン


いやー"お父さん"…まだなれないな〜
塔子さんの時もそうだけど

藤原滋
藤原滋
勉強合宿で 雁羽温泉がりばんおんせんへ行くそうだね
夏目貴志
夏目貴志
…ええ
夏目貴志
夏目貴志
はい…


やっぱりまだ滋さん、慣れないんだね…

夏目貴志
夏目貴志
ああ!すいません
夏目貴志
夏目貴志
合宿の費用を出していただいて
藤原滋
藤原滋
…そんな事は気にしなくてもいい
藤原滋
藤原滋
ちょっと頼み事があるんだ
夏目貴志
夏目貴志
…?
藤原滋
藤原滋
温泉近くにある窯元で、茶碗を受け取って来てくれないか?
藤原滋
藤原滋
もうすぐ出来上がると連絡があったんでね


滋さんはそう言い夏目に窯元への地図を渡した

藤原滋
藤原滋
頼めるかな?
夏目貴志
夏目貴志
あっ…
夏目貴志
夏目貴志
もちろんです!滋さん!

















夏目貴志
夏目貴志
 ンフッンッハハ
ニャンコ先生
ニャンコ先生
不気味な笑いだな〜夏目
ニャンコ先生
ニャンコ先生
なぁあなた
あなた
だね〜なんかすごく嬉しそう!


ずっと夏目のカバンから尻尾を出していたニャンコ先生がようやく頭を出す

夏目貴志
夏目貴志
?…ウワッ
夏目貴志
夏目貴志
先生 いつの間に!?
ニャンコ先生
ニャンコ先生
用心棒が着いてくのは当然だろ〜
夏目貴志
夏目貴志
そうだけど…
















電車の中




ニャンコ先生
ニャンコ先生
で、何がそんなに嬉しいのだ?
夏目貴志
夏目貴志
…嬉しいものなんだな
夏目貴志
夏目貴志
誰かに 何かを頼まれるって






















   雁羽温泉
古内高等学校
合宿所


先生「よし、午前中はここまでにするか」
先生「昼飯まで自由時間だ」
生徒「ヤッターフォー!」


西村悟
西村悟
よっしゃー!
西村悟
西村悟
さーてー何する〜?
北本篤史
北本篤史
まずは温泉だろ温泉!
北本篤史
北本篤史
なー夏目
夏目貴志
夏目貴志
悪い!俺ちょっとあなたと用事あるから
北本篤史
北本篤史
西村悟
西村悟
藤枝さんと!?
西村悟
西村悟
ずるいぞ夏目ー!
夏目貴志
夏目貴志
あなた
夏目貴志
夏目貴志
行こうか
あなた
あっそうだね!


やばなんかちょっとニヤケそう…














私達は滋さんに頼まれた通り温泉近くにある窯元で、茶碗を受け取りに行った
夏目貴志
夏目貴志
んーと…多分この辺だと思うんだけど…
あなた
地図…ちょっと分かりにくいね


ふと視線を上げると、遠くに煙が立ち上っていた


あなた
ねぇ貴志くんあれ
夏目貴志
夏目貴志
ああ あそこか




























モブ妖怪
森から出ていけ約立たずぅ!
ゥうわぁ
モブ妖怪
出ていけっつってんだよォお!
ヒィィィ


いじめる声に反応し、夏目は駆けつけた

あなた
あ 貴志くん!







夏目貴志
夏目貴志
ッ  やめろ!!
モブ妖怪
ッッ…?
モブ妖怪
???
子狐
子狐
だっ誰?
夏目貴志
夏目貴志
何やってんだお前達、
夏目貴志
夏目貴志
こんな小さな子をいじめて
モブ妖怪
ゥ貴様…人の子か?
モブ妖怪
人の子のくせに我らを甘く見るとは!食うってやるぅ!





いつの間にか私の頭の上に乗ってたニャンコ先生をもふりながら、夏目がハリセンを持っているモブ妖怪達をボコボコにしているのを眺めた


なるほど、こんな感じでボコボコにしてたんだね…
アニメでは見れなかったからちょっと面白い

夏目貴志
夏目貴志
ハァ……?
子狐
子狐
ッ!?…!!!


あまりにも怖かったのか子狐は隠れてしまった


間違って無ければ確か帰る時…着いてくるんだよね

あなた
あ 貴志くん!
あなた
…大丈夫?
あなた
怪我 してない?
夏目貴志
夏目貴志
!ああ 大丈夫だ怪我はしていない
あなた
なら良かった…


まぁこれくらいの事で怪我しないのはわかってるんだけどね…

いい女アピールよアピール…うん

ニャンコ先生
ニャンコ先生
相変わらずお節介だな夏目
夏目貴志
夏目貴志
…仕方が無いだろ
ニャンコ先生
ニャンコ先生
しかし飛んだ無駄足だったわ
ニャンコ先生
ニャンコ先生
また出直さねばならんとは
夏目貴志
夏目貴志
仕方が無いさ茶碗が焼き上がるのは明日だって言うから
ニャンコ先生
ニャンコ先生
ニュ人間とは面倒くさい生き物だな
ニャンコ先生
ニャンコ先生
たかが食い物を入れるだけの器、近くのスーパー辺りで買えば良かろうが…
夏目貴志
夏目貴志
それを言ったら身も蓋もないだろ
ニャンコ先生
ニャンコ先生
身は器じゃないだろ
夏目貴志
夏目貴志
何言ってんだよ…
ニャンコ先生
ニャンコ先生
身は器か?
あなた
あのー…そのにゃんこ先生、そろそろ降りてくれない?
あなた
流石に長い間頭の上に居られたら首が痛くなるよ…
ニャンコ先生
ニャンコ先生
別にいいだろー?
夏目貴志
夏目貴志
こらにゃんこ…
ニャンコ先生
ニャンコ先生
ナッ離せー!


いや〜めっちゃ嬉しいし幸せだけど流石に重すぎて首が…

やっぱり体鍛えないとだよね…あ

あなた
ねぇ
夏目貴志
夏目貴志
どうしたんだ?
あなた
さっき貴志くんがボッ…やっつけた妖怪いたじゃん?
夏目貴志
夏目貴志
嗚呼
あなた
あの二人ってこの前、人間退治を頼んできたつるつると牛の妖に似てない?
あなた
ていうか色違いだよね!?完全に!


これ、本当に初めて見た時からずっと思ってたけど誰もこの事に触れないからめっちゃびっくりしてたんだよね

夏目貴志
夏目貴志
あー確かに…?
あなた
え ピンと来てない?
あなた
ニャッニャンコ先生は?
ニャンコ先生
ニャンコ先生
そんなの覚えとらん
あなた
ええ!?





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