第50話

46話
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2019/08/06 08:38










そこから1週間経つのはあっという間やって


妹はさっき家を出て、紫耀先輩の弟くんと見に行った


待ち合わせ場所で待っていると
紫耀
紫耀
ごめん!遅れた
廉
い、いえ俺もさっき来たばっかなんで
やっべー浴衣姿の紫耀先輩はとってもカッコよくて、直視出来ひん
紫耀
紫耀
じゃあ屋台回ろっか!
それからが1番楽しくて、たこ焼きにかき氷、綿あめや射的をしていると花火の時間になった
紫耀
紫耀
後ちょっとで花火が始まるね
廉
そうですね
と話していると、人の波が押し寄せ紫耀先輩と離れ離れになってしまった
廉
紫耀先輩…
自分がどこにおんのかわからんくなってしまった


チャラ男「ねぇ君お兄さんと遊ばない?」
廉
え…
チャラ男「ここではあれだからもっと人気のない所に行こうか」
廉
いや、離してください!
相手も油断していたのか振り払った手は直ぐに解け、遠くへと走った
廉
はぁ…はぁ…はぁ
慣れない下駄なんか履いて足が痛い
廉
グス…グス…しょぉせん、ぱい…
ドーン


俺の気持ちと違う、明るく上がる花火


おーという周りの声が聞こえる


そして花火はパラパラと儚く散っていく


だけど、次の花火が打ち上がる
紫耀
紫耀
廉くん!
廉
え…?
走ってきたのか、息が上がっている紫耀先輩


怖い思いをして、ひとりぼっちでいて心が弱っていた俺は紫耀先輩に






























抱きついた

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