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第9話

ピンク色の空気
「好きです、付き合ってください」


やっと、やっと、直接言えた……!
この時の感想はこれだった。

やっぱり直接相手に伝えると、もうそれ以上望むことはないと思った。

恥ずかしい気持ちがあったから、目線より下の方を見て告白をしてしまった。

好きな人の反応を見るために、恐る恐る視線を上に持っていき、目線を合わせる。

すると、さっきまで仕事に取り掛かっていた好きな人の手が止まったままになっていた。

さらに、なぜか好きな人は、恥ずかしそうに天井に顔を少し上に向けていた。

うわああああああ
すいません、すいません、

そういえば、まわりにまだ仕事をしていて残業している人がいるにも関わらず、こんな公共の場、それも仕事場というか、バイト先で告白してしまいすいません……

「2日前にLINEでも同じことをメッセージを送ったんですけど、既読はつかないし、返信も返ってこないので、気づいていないのかもと思い、今告白させていただきました」

苦笑いしながら、そう伝えると、
好きな人は、
「LINEは気づいてました」と言っていた。

「えー!返信してくださいよ笑」と内心苦笑いしながら言うと、

「……それは無理ですよ」と好きな人はちょっと困った反応をしながら言った。


この時の好きな人の言葉は、
もしかしたら少しは私のこと考えてくれたのかなと、少しだけ期待してしまった。

この2日間、
私が〇〇さんのことを考えてる間にも、
〇〇さんは私のこと考えてくれてたのかな、
そうだったら、いいな……










そうだったら、いいなー