第7話

二度目の告白
78
2018/07/06 18:28
挨拶を交わした後、
私と好きな人は今回別々のポジションで仕事をした。

普段は同じポジションで仕事をするけど、今回は違った。


私は好きな人に2日前に、LINEで告白して、
まだ返事をもらっていないことにたいして、
ものすごく気にかかり、仕事に集中できなかった。



なんで返信をくれてないんだろう?
ただLINEを気づいていないのかな?
それとも機械のバグ?
そんな馬鹿な。


少しだけでいい、
告白した件で好きな人と話した
い。
話せる機会をうかがっていた。


……








……





後輩が仕事からあがっていくなか、
私だけの一人になってしまった。
人手が足りなくなってしまったなかの、ポジションで仕事をするなか、
社員さんが気をつかって誰かを呼んできてくれた。



誰がきてくれるのかな、そう考えながら残りわずかな仕事を片付けながらしていた。













〇〇さん……!!

なんと、

このタイミングで来てくれちゃいましたか!

うわー……!
緊張してるー!私が……!



そのとき、〇〇さんが来てくれるとは思いもしなかったから、挙動不審になっていたに違いない。


もう一度、おはようございます、と
挨拶をしてそれぞれ役割を決めて
仕事に取り掛かった。


当然のごとく告白した私は緊張していていたのだが、
心なしか〇〇さんもいつもと違って動揺しているように見えた。




あれ……やっぱり、私がLINEで告白したこと気づいてたのかな?

もう1回告白するべきなのかな?
どうしよう、どうしよう……

どうしよう、どうしよう……

ぐるぐるぐるぐるそれだけが頭の中でまわっていた。


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