皇輝side
それからというもの、あなたは無事に学校に行くようにもなった。
事務所にも前のように来るようになった。
あなた)星輝〜皇輝〜
星輝)学校お疲れ様〜
あなた)今日早く終わったから、これ差し入れ
皇輝)え?!お金何円?
あなた)大丈夫!
皇輝)よくないよ、何円だったの?
星輝)俺も半分払うよ
あなた)ほんとにいいって笑
安嶋)ほんといい兄妹だよな笑
檜山)見ててほっこりするね
織山)あなたからの差し入れとか頑張れる気しかしない
深田)あなたってなんか少年忍者の妹感ありますよね笑
青木)何回も事務所に来てくれるとなんか可愛くてね笑
平塚)癒し的存在だ笑
皇輝)ほんとに!何円したの?
あなた)忍者22人分とスタッフさんのと、自分ので5000円くらい?
皇輝)ほら。星輝1000円出して
星輝)おっけー、
皇輝)はい4000円
星輝)ほい、1000円
あなた)返さなくていいのに、差し入れの意味無いじゃん
皇輝)中学生に払わせるわけ行かない。
星輝)てか、あなた俺ら終わるの19:00だけもいいの?
あなた)勉強して待ってる!
皇輝)マネージャーさんいるし大丈夫だ。
深田)あなた勉強教えよっか?
元木)無理だろ笑
深田)無理とか言わないでくださいよォ〜
)笑笑
俺が求めてたのは、こういう当たり前の日常だったのかもね笑
あなた妹でありがとう
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。
登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。