第82話

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25,965
2021/06/07 21:31
⚠️飛びます


24日



今日はクリスマスイブだ



町はクリスマス1色に染まり綺麗なイルミネーションが所々にちりまばめられている





やはりクリスマスだからだろうか





カップルが異様に多い気がする







どこを見渡しても腕を組み肩を寄せあっている





あなた

ゔぅぅぅぅさむぅ、、、




首元が寒い、だけど今日は場地さんから貰ったネックレスをつけているからマフラーはつけたくない







ハァ、、別に誰とデートに行く訳でもないのにこんなおしゃれしてバカみたい、、




そんなことを思いながらとぼとぼ歩くといつもの病院へと着いた
看護師『あら、本当に早く来てくださったんですね』


看護師『ありがとうございますニコッ』



看護師『それではもう行きましょうか』



本田さんはそう言うと昨日も通った病室への道を歩き始めた




看護師『今日はいつもよりもお洒落でステキですね』


あなた

アハハ.....特に誰に見せる訳でもないんですけどね、、



看護師『フフッ場地さんがいるじゃありませんか』



目の覚めない場地さんに見せても何も言ってくれないじゃない.........



そんなの分かってるよ.........



けど本田さんはそのことをわかった上で言ってくれてるんだ



でもやっぱり今日も変わらず目の覚めない場地さんに会いにいくと思ったら心がぎゅっと苦しくなった




看護師『着きましたよ』




看護師『今日は少しだけお邪魔しても構いませんか、?』



あなた

??あ、はい、構いませんよ

看護師『ありがとうございますニコッ』





看護師『ケーキ、持ってきたんです。食べてくれませんか?』


あなた

?いいんですか?ありがとうございます

看護師『いえいえ、』





そう言うと場地さんのベットの際に私達は座るとホールケーキの1部を切り分けながら本田さんは話し始めた

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