第73話

66〜番外編〜
31,478
2021/05/30 21:40
. 今日は場地さんの家に千冬と2人で遊びに来ている








コーラとペヤングの大盛りを1パックレジ袋に詰めてチャイムを鳴らすと







少し気だるげな雰囲気の休日の場地さんが出てきた







千冬
千冬
あ、、お邪魔します!




.
あなた

場地さーんペヤング大盛とコーラ買ってきました!




.
場地
場地
おぅありがとな、気が利くじゃねぇか



.
そうやって場地さんの部屋に行くと3人とも場地さんの部屋にある漫画を好き放題取って読み始める









私はベッドの上にうつ伏せになって脚をパタパタ動かしながら漫画を読み進める






千冬は窓ぎわに、場地さんはベッドの脇に持たれかかって3人とも無言の時間が続く


でもそんな時間がなんだか居心地が良くて安心して過ごせる至福のときなんだ









1時間が経とうとする頃だんだん首が痛くなってきた








首の間接をぐりぐりと回すとポキポキと音が鳴った







ふと場地さんの方を見ると長い髪が綺麗になびいているのが目に入った







あなた

ねぇ場地さん

あなた

ちょっといい?



.
場地
場地
んぁ?



.
あなた

場地さんの髪の毛ってすごい綺麗だよね

あなた

なんかやってるの?




.
場地
場地
特になんもやってねーよ



.
あなた

ふーん





そう聞くとまた漫画に目を移した









でもその綺麗な髪が靡くと無意識にその髪を撫でていた





場地
場地
.........!!////////////




サワサワサワサワ
あなた

ん?どしたの?




ふと見ると場地さんの顔は真っ赤っかになっていた





.
場地
場地
なんでもねぇ!!急に触んな!あなた!




.
あなた

フフッなんか場地さんって可愛いとこありますよね

 












.
あなた

私そういう場地大好きフフッ











.
場地
場地
....////////
場地
場地
簡単に好きとか言うんじゃねぇぇぇえ!!!




.
あなた

分かった分かったアハハ






.
そんな光景を横目で見ていた千冬はと言うと、、、、








あなたの奴だけずりぃぞ







場地さんと2人で喋りやがって







俺のがいること忘れんなよ!








なーんて1人で思っていましたとさ








チャンチャン♪

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