第44話

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2021/05/13 14:48
私は翌日芭琉覇羅の奴らを尾行し、


何とかアジトの廃ゲームセンターを見つけることに成功した


考え無しに行動するのはよくないと思ったが


人間はそう上手くいかない


大事な時こそ焦って考えることを忘れる


私はとにかく場地さんを東卍へと戻すため


ズカズカとアジトへ乗り込んだ


1歩踏み込むと総勢300人の組員がこちらへ視線を送る


あなた

ボソッ 場地さんを、、返して、

モブ2
モブ2
んぁ?誰だテメェ
モブ1
モブ1
こりゃ東卍の姫じゃねぇかよ
モブ2
モブ2
こんなとこに何しにきたんでちゅか〜♡
モブ1
モブ1
まさか私も仲間に入れて♡とか?
モブ2
モブ2
ギャッハハハハハハハハハハハハ!!
モブ1
モブ1
オマエ1人に何が出来るんだよォ?w
ダンッ!!!!!!!
あなた

場地さんは、、どこだよ、、?

私は横にある麻雀の置いてあった机を蹴り飛ばした


私も限界だったんだろう
モブ2
モブ2
んだよ!?やんのかぁオラァ?!!!!
???
???
なんだぁ?なんの騒ぎだぁ?






半間
半間
オレも混ぜろよ
あなた

半間、、、場地さんはどこ

あなた

場地さんと合わせてくれたらそれでいい

あなた

そしたら大人しく帰る

半間
半間
ほーう、出さねぇっつったら?
あなた

ここで全員、殺る

半間
半間
クックックッ殺れるならやってみろよw
あなた

じゃあ、、、、























































あなた

覚悟して殺られろ



私は300人の芭琉覇羅と1人で争うことなった


場地さんのために1歩も引けない状況














でも芭琉覇羅は卑怯な奴らだった







ハァハァハァハァハァハァ



半間
半間
おいおい、、さっきまでの威勢はどこいったんだァ?


5〜60人殺ったところで後ろからバットで殴られ


その隙に拘束された


初めっからちゃんとタイマンなんてするつもり無かったんだ


両腕を固く締めあげられ上に吊った状態になった


ポタポタと滴るのは涙でも汗でもなく自分の赤い血液のみ


痛いとかそんな感情よりも


情けない、自分一人じゃ何も出来ないという現実に嫌気がさしていた
モブ2
モブ2
さぁ〜ってこれからどうすっか?w
モブ1
モブ1
袋叩きだろ!
モブ2
モブ2
いやレイプも悪くないww
モブ1
モブ1
確かに!女だしな!

下衆な声が聞こえる中私は
あなた

、、ハァハァ、可哀想、、ね、

モブ2
モブ2
んぁ?
あなた

そんな事しか、考えられないなんて






















あなた

可哀想だっつってんの!!

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