目黒 s i d e ,
いってきまーすっ!!!と元気に家を出てったあなた。
それから随分俺待ってんだけど。
……あなたまだかな。
もう12時前なんだけど、、
電話、しようかな。
目黒
「((プルルル、っ、
あ、もしもしあなた?」
『もしもし?あ、あなたの彼氏さん??』
あなたじゃない……しかも男の声なんだけど!!
目黒
「そうですけど…どなたですか?」
『あっ、俺はあなたの友達なんで心配しないでくださいね??笑』
こいつ、絶対挑発してきてんじゃんっ!!!
俺、あなたのこと襲いますね?笑
とか平気で言ってきそうだし…!!!!!(
目黒
「あなたはどうしたんですか?
代わってもらえます??」
だんだん俺もイライラしてくるし、
なんでこんな男と一緒にいるの??
『それが、あなたが寝ちゃって、笑』
え、こいつはさっきから何で笑ってんの?
お持ち帰りでもする気ですか??
……まぁそれは俺がぜってぇ許さねぇけど。
目黒
「迎えに行きます。」
俺は、その男から場所を聞いて車を走らせた。
、
((ガチャ
『あ、彼氏さん!』
店の扉を開くと、こっちに手を振ってる
"まあまあ"イケメンの男がいた。←
目黒
「っ、どーも。ありがとうございました、
ほら、あなた?起きれる??」
自分でもわかるほどぶっきらぼうに挨拶して、
あなたを揺さぶった。
あなた
「あっ、めめだぁっ、ふふっ」
ニコニコして俺の首に腕を、回してくる。
完全に酔ってる、そんでその男もニコニコしてる。
あぁ、もう、とりあえず連れてかなきゃ。
目黒
「あなた、帰るよ」
あなた
「んっ、」
とにかく2人にならなきゃ…
でも2人になったら、お仕置きとか言って
多分、俺、理性ぶっ壊れるわ。
…♡×40
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!