第3話

2
391
2018/09/05 10:09
部署に戻ると、待ってましたとばかりに優愛が飛び付いてきた。



優愛)ねね、課長になんて言われたの!?

優愛)課長のこと狙ってたんだけどな〜やっぱりあなたか〜、!



...は?




あなた)ストップストップ、え?何?優愛って課長のこと好きなの?


優愛)好きっていうかタイプっていうか?...で、付き合うの?♡


あなた)付き合わないしそんな話されてません!!!!




なんだこれ、、


確かに課長...長瀬さんはかっこいいけど、私的には苦手なタイプ。




キョトンとする優愛。

でも、またすぐに食いついてきた。




優愛)なんだぁ、、じゃあ何言われたの??


あなた)今度、合同企画をやるからその責任者に私が選ばれたの。


優愛)ええ!凄ーい!!で、どこの会社??


あなた)んとね、「storm's」ってとこ


優愛)storm's!?!?...って、あの今話題の!?!


あなた)え、何、優愛知ってるの?


優愛)当たり前じゃん!...storm'sって言うのは今巷の女子がこぞって買うメンズ雑誌なんだけどね、モデルがみんなハズレなしのイケメンだらけなの!!...まぁ、5人しかいないんだけどね 笑


あなた)モデルがたったの5人??



大抵の雑誌はモデルを何十人も雇って仕事を進めていくけど...



優愛)そうそう、でね...



優愛が声を潜める時は何か重大なことがあるっていう合図。
私は耳を優愛に近づけた。



優愛)働いてる人数も5人しかいないんだって。だから、モデル兼社員なんじゃないかって言われてるよ。



モデル兼、社員...??
そんなの出来んの?まじ??



あなた)ふーん...まぁとりあえず凄いとこなんだね。


優愛)そうだよ〜!てかこの際だからいい人見つけて付き合っちゃいなよ!?


あなた)バカ。仕事で行くの。


優愛)あなたは真面目だな〜 笑











そんなこんなでstorm'sさんとの合同企画がスタートした。

プリ小説オーディオドラマ