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第15話

15
ー5年前
琴葉の母
琴葉!ピアノ遅れるよ!
天沢 琴葉 (幼少期)
はーい!
こたつで温まっていた琴葉は母に返事をし、バックを掴んで家を出た。
天沢 琴葉 (幼少期)
遅れちゃうーー!!
琴葉はいつも使うピアノ教室までの道から外れ細い路地に入る。ピアノ教室に遅れそうなときに使う近道だった。
天沢 琴葉 (幼少期)
もう少し。
そう呟いて路地から抜けた瞬間、大きな音が琴葉の耳に届く。一瞬何が起きたのか分からず急いで辺りを見回した。琴葉の目に1番最初に飛び込んできたのは桜の木に突っ込む車。すぐに誰のものなのかが分かった。あの車で一緒に出掛けた記憶が蘇る。琴葉は怖くなった。そして

ーひたすら走って逃げた。