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第2話

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天沢 琴葉 アマサワコトハ
おはよう、怜。
待ち合わせ場所には私よりも早く到着していた親友の天沢 琴葉が立っていた。
水瀬 怜 ミナセレイ
おはよう。
さっきまであの桜の並木道で感じていた居心地の悪さが嘘のように琴葉の周りは明るく、穏やかな空気が漂っていた。
天沢 琴葉 アマサワコトハ
私達が入学してもう1週間も経つんだね。あっという間すぎてこの先の3年間が心配だよ。
水瀬 怜 ミナセレイ
そうだね。
嬉しそうに話す琴葉に私も同意する。1週間前、私達は高校生になった。幼稚園の時から仲の良かった琴葉は頭も良く、フレンドリーな性格で友達も多かった。そのため必ず高校は離れてしまうことを覚悟していた。受け入れる準備もしていた矢先、私と同じ地元の高校に行くと言い出したのは昨年9月頃のことだ。
水瀬 怜 ミナセレイ
頭も良いんだしもっとレベルの高い学校にしてもいいんじゃない?なんで私と同じ学校に…
天沢 琴葉 アマサワコトハ
近いから。
琴葉はそれだけ答え、それ以上は何も言わなかった。




天沢 琴葉 アマサワコトハ
……それで授業中にね……
琴葉の話を上の空で聞きながら9月頃のことを思い出してみる。しかし自分には思い当たる節はなかった。
天沢 琴葉 アマサワコトハ
怜はどう思う?
水瀬 怜 ミナセレイ
え……?
突然話を振られ、私は口ごもった。