丸『ぁ、そうや1つだけ、このゲームが終わる方法があるで。』
あなた『な…なん…ですか…?』
す『リタイアや。』
あなた『リタイア…?』
亮『ただし、リタイアすんなら、一番仲の良い友達を新しくこのゲームに参加させなあかん。』
この人達…、、狂ってる…
横山『りかはリタイアしたんや。そんで、あなたちゃんがここに来たってこと。理解出来た?』
おかしい…
絶対におかしい…
隆『残念なことに、明日から学校は長期休暇やから、時間はたっぷりあるから。』
す『わかったら、そろそろゲーム始めるで。』
亮『スタートして15分後に俺らも動き出すから、早よ逃げんと。』
章『ぁ!あと、ずっと逃げっぱは疲れるから、ちょこちょこ休憩入れてあげるで。』
すばる『そんじゃ、よーい…』
あなた『待ってください!』
す『なんやねん。』
あなた『こ、これ…付けたままですか…?』
手首の手錠を見せた。
す『ぁ、それはかわいそうやな。』
忠『今取ったるわ。』
手錠が外された…。
す『そんじゃ、よーい………スタート。』
彼の声が部屋に響いた…、
スタートの合図で…
宝探しゲームが始まった…。
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。