俺と流星、2人きりの楽屋。
流星が暗い。
元気なんやけど空元気。
…そりゃそうよな、
俺やって好きな人に振られたら
そうなる自信しかあらへんもん。
無理やり作った笑顔で俺を見る流星。
俺の前くらい素直な流星でいて欲しいのに。
全部さらけ出して欲しいのに。
それは…ずっと見てるから、好きだから、
俺にすればええのに。
俺ならそんな顔させへんのに。
…なんて弱い俺は
直接流星に言える訳もなく。
そう言って
( ポンっと
俺の頭に優しくてを乗せる流星。
直接「 好き 」なんてまだ言えへんけど
今はただ、そばにいられるだけで、
頼りにしてもらえるだけでええんや。













編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。