プリ小説

第7話

やばい
《じんたんside》
じんたん
じんたん
ゲホッゲホッゲホッゲホッ…ヒュッ…ゲホッゲホッゲホッゲホッ
もうあまり肺に空気が入ってこない
目が霞んできた
出したくもないのに苦しくて涙も出てくる
たっているのが辛くなり、壁に手をついてしゃがみこむ
じんたん
じんたん
ゲホッゲホッ…ウッ、グ…ゲホッゲホッて、ゲホッお、くんゲホッゲホッ
あんなに酷いことして、今更何を言ってるんだ
テオくんに助けをこいでいる自分がバカバカしくなった
意識が朦朧としてくる
じんたん
じんたん
(もうやばいかも…テオくんに謝らずに俺、死んじゃうのかな…)
《テオくんside》
テオくん
テオくん
ッチ、じんたんどこいったんだよっ!!

じんたーん!じんたーん!どこにいんの?返事してー!
そんな時…
???
ゲホッゲホッ…ゲホッゲホッ…ヒュッ、ゲホッゲホッ
苦しそうな咳が聞こえる
まさか…!?
テオくん
テオくん
…じんたん?
っじんたん!!
壁に手をつき、うずくまっているじんたんに駆け寄ると、体がものすごく熱かった
一向に咳が止まらないじんたんを自分に寄っかからせるようにし、背中をさする
テオくん
テオくん
じんたーん?じんたん聞こえる?ねぇ、じんたん??
焦らないように、焦らないようにと言い聞かせるが怖くて手が震える
じんたん
じんたん
ゲホッゲホッゲホッゲホッゲホッゲホッて、おゲホッくん?
焦点が合ってない目で俺を見る
テオくん
テオくん
そうだよ、じんたん
とにかくLINEでみずきさんに知らせないとっ!
テオくん
テオくん
(LINE)みずきさん!じんたんがやばい!毛布と体温計と熱さまシート持ってきてください!
LINEを打っていると
ギュッとじんたんが俺の服を掴んできた
テオくん
テオくん
じ、じんたん?
じんたん
じんたん
ゲホッゲホッ…ておくん、ゲホッゲホッ…ごめん、ごめんゲホッゲホッ…なさい…お、れゲホッゲホッておくんが、辛いことヒュッ知ってるのに…ッあんな酷いこと…ゲホッゲホッゲホッゲホッ
咳が出るのを我慢して謝ってきたじんたんを見て自分の行動に後悔した
テオくん
テオくん
…俺もごめん…じんたんだって辛いはずなのに自分だけあんな…
っそれよりじんたんのほうが今は辛いはずでしょ?だから…
みずきさん
テオくん!
VAZメンバー
VAZメンバー
じんさん大丈夫ですか???
いいところなにぃぃいい!?んまぁ持ってきたからいいけどさ!
テオくん
テオくん
ありがとうございます!
じんたん
じんたん
ゲホッゲホッゲホッゲホッゲホッゲホッ
じんたんが突然さっき以上の力で俺の服をつかみ眉間にシワを寄せて苦しそうに咳をする
テオくん
テオくん
じんたん!?え、と、とりあえず熱!
ピピピピ、ピピピピ…
みずきさん
39.6…
ちょっ、じんくん?じんくん聞こえる?
VAZメンバー
VAZメンバー
やばいじゃん!え、とりあえず救急車呼びます?
みずきさん
うん!お願い!
じんくーん、今から救急車乗るからね!もう少しの辛抱だから!
テオくん
テオくん
じんたん……ごめん…
しばらくして救急車が来てじんたんが運ばれた
――――――――――――――――――――
いやクソだなマジで

私があ、死ぬなって思ったのはね、体育館ってなんか1人しか通れないような道みたいなのがちょっと高いところにあるんだけど、そこから落ちたことかな
2週間前くらいに←知らねぇよ、てか聞いてねぇよって話

シェア&お気に入りしよう!

この作品をお気に入りに追加して、更新通知を受け取ろう!

あさめ
あさめ
こんにちは。友達が私の知らない人に向かって「文系のくせに日本語しゃべれねぇのはマジでクソだわ爆笑」って言ってるのを見て関係ないのに一人で傷ついてる系女子です。死にてえ…あ、よろしくお願いします