プリ小説

第60話

小話36〜やっと〜
消えない『手術中』のランプ
時間が経つにつれて俺の不安は募るばかりだった
大丈夫

きっと大丈夫
そう暗示を開けるけど全然体がいうことを聞かない
どれくらい経っただろうか

『手術中』のランプが消えた
テオくん
テオくん
あの!じんたんは!?
医者
なんとか一命を取り留めましたが、出血が酷く回復に時間がかかりそうです
テオくん
テオくん
そう…ですか…
ありがとうございます
ストレッチャーに寝かされ、病室に運ばれるじんたんを横目にお医者さんに礼をした
―――――――――――――――――じんたんの病室
あれ?なんでこんなに暗いんだろ

てか俺何してたんだっけ

スカイハウスにテオくんの彼女さんが突然来て…

あ、刺されたんだ

てことはここは死後の世界とかなにかかな

テオくんに伝わったかな、俺の思い
???
ん、…たん!
さっきから何やら誰かが呼びかける声が聞こえる

誰だろ
???
じ…ん!じ…たん!
テオくん?
テオくん
テオくん
戻ってきてよ!まだやることあるでしょ?俺との夢とか色々…まだ途中じゃん!
そうか…まだ俺にはやらなきゃいけない事があったな
テオくんが俺に向けて手を差し伸べる
その手を俺も握る
ものすごく眩しい光に包まれ、目を瞑る





目を開けると、テオくんが手を握って泣きそうな顔をしていた
じんたん
じんたん
テオ…くん?
テオくん
テオくん
っ、じんたん?大丈夫?
じんたん
じんたん
うん…笑ごめんね、…心配かけて…
テオくん
テオくん
ホントだよっ、もうあんなLINE送らないでよ…最後みたいじゃんかっ、
じんたん
じんたん
ごめんごめん笑
テオくん
テオくん
っ、てかさ、あのLINE…ほんと?
じんたん
じんたん
なにが?
テオくん
テオくん
俺のこと…『だいすきだよ』ってことでしょ?
あー…なかったことになるわけないか

あの時死ぬなんて思わなければよかった…

このままじゃ嫌われちゃうよな

だけど…嫌われたとしても伝えたい

伝えて楽になりたい
じんたん
じんたん
そうだよ

気持ち悪いよね…男を好きになるなんてさ…っ、彼女がいる男に向かって『だいすきだよ』なんて…ごめんなさい…っ、
するとテオくんはまるで割れ物でも扱うかのように優しく俺を抱きしめてきた
じんたん
じんたん
テオくん?
テオくん
テオくん
俺さ…ずっとじんたんが好きだったんだ
だけど気持ち悪いって思われると思ってさ…だから諦めようとして彼女を作ったの
確かに彼女と過ごした時間は楽しかった

だけどやっぱりじんたんと一緒にいる方がずっと楽しいし、幸せだったから彼女にまでじんたんの話をしちゃったんだ

そしたら次は俺の甘い考えで俺の大好きなじんたんを傷つけた

謝らなきゃいけないのは俺の方だよ…ごめんね
そっか

お互い両思いだってことに気づかずにすれ違いあってたんだ
テオくん
テオくん
じんたん…俺のわがまま…聞いてくれる?
じんたん
じんたん
???
テオくん
テオくん
俺と、付き合ってください!
ほんとに?


って聞きたかったけど


そんなの聞くまでもないようだ

テオくんの眼差しは嘘なんてつかない真っ直ぐな眼差しだった
じんたん
じんたん
はい!
テオくん
テオくん
よっしゃー!じんたん!もう二度と傷つけさせないから
じんたん
じんたん
約束ね?笑
俺たちは優しいキスを交わした
――――――――――――――――――――相談
おまけを作るか作らないか

どっちの方がいいでしょうかね






期待に応えられなかったこと










深くお詫び申し上げます

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あさめ
あさめ
こんにちは。友達が私の知らない人に向かって「文系のくせに日本語しゃべれねぇのはマジでクソだわ爆笑」って言ってるのを見て関係ないのに一人で傷ついてる系女子です。死にてえ…あ、よろしくお願いします