プリ小説

第55話

小話32〜対面〜
テオくんから彼女が出来たという報告をされた日以来、テオくんは本当に幸せそうに彼女の話を頻繁にするようになった
テオくん
テオくん
ねぇ聞いてよ!この間さ!ショッピング行ってくるっていうから行ってらっしゃいって返したら頬膨らまして『一緒に行くの!』って言って怒ってたの!もう可愛すぎ!!!
じんたん
じんたん
はは笑それは可愛いわ笑
テオくん
テオくん
俺って愛されてるなってまじで思う!
じんたん
じんたん
そだね…笑
惚気話は止まることを知らない
最初は嫉妬の嵐でもう狂ってしまうんじゃないかと思ったけどもう慣れた


今は幸せそうなテオくんの顔が見れるだけでも幸せだなって思う
わがままを言うなら、その幸せそうな顔をさせてあげられる人になりたいけれど
テオくん
テオくん
あ!そういやじんたんの話してたら会いたいっつってたな…今度スカイハウスに呼んでもいい?
え。テオくんの彼女さん来るの?

やだな

…でもちょっと気になる気がする
じんたん
じんたん
いーよ!
テオくん
テオくん
やった!じんたんありがと🎶
――――――――――――――――――――後日
テオくんの彼女
こんにちは〜
お邪魔しま〜す
テオくん
テオくん
ほらっ!入って入って!
テオくん
テオくん
じんたーん?来たよー
じんたん
じんたん
はいはーい

あ、こんにちはっ
2人が仲良さそうに手を繋いで入ってきた
テオくんの彼女
あ!じんさん!いつもテオがお世話になってます!
テオくん
テオくん
いや、妻かっ!
テオくんの彼女
今は妻じゃないけど妻になるの!
テオくん
テオくん
なになに〜?照れるじゃん!笑
本当に幸せそう

理想のカップルが目の前に広がっている

そんな存在になれなかったことが今さら悔しくなった

もしも俺に涙を出す勇気があるならその場で泣き崩れたい

だけどテオくんに嫌われたくないし、この空気を壊したくもない

だから二人を見て俺は黙って見てる事しか出来なかった
テオくんの彼女
あ!ごめんなさい!気まずいですよね…
じんたん
じんたん
へ!?あ、いや大丈夫笑
てかほんとにラブラブだね笑
テオくん
テオくん
だろ!?まじで一緒に居て楽しいの!ほんっっとに幸せ!
テオくんの彼女
やめてよー、照れちゃうー/////
テオくん
テオくん
可愛いなぁ!もう!
一生照れさせてやるぞ?
テオくんの彼女
もう!/////
テオくんが発する言葉一つ一つが俺の頭の中で駆け巡る


そんな言葉、俺が言われたい

俺だってテオくんを照れさせてやりたい

叶わない思いが溢れそうになるのを必死に止めた
それからもずっと2人はラブラブしていて、だんだんとテオくんの彼女さんとも慣れてきて最終的には俺の中の嫉妬も和らいでいった
テオくんの彼女
あ!もうこんな時間!

テオ〜、送って?
上目遣い…慣れてんなぁ…
テオくん
テオくん
ん、いーよ/////
テオくんもしっかりやられるのね笑
テオくん
テオくん
ちょっ、ごめん!俺送ってくわ!
じんたん
じんたん
おう!
彼女さん気をつけてね!じゃあねー
テオくんの彼女
はーい!ありがとうございましたー!
テオくん
テオくん
ほら、行くぞ(手を引く)
テオくんの彼女
ん、(腕を組む)
…はぁ…帰ってった…
嫉妬で狂っちゃいそうになったけど

あんなに可愛くて、優しい人なら

俺の恋が花開かなくても仕方ないよな

そう思っていた









あんなことが起きるまでは

シェア&お気に入りしよう!

この作品をお気に入りに追加して、更新通知を受け取ろう!

あさめ
あさめ
こんにちは。友達が私の知らない人に向かって「文系のくせに日本語しゃべれねぇのはマジでクソだわ爆笑」って言ってるのを見て関係ないのに一人で傷ついてる系女子です。死にてえ…あ、よろしくお願いします