プリ小説

第19話

小話Ⅵ(Ⅴの続き)
テオ・テスカトルside
道に迷ってしまったという、本当に可愛らしい「じん」と名乗る男に出会い、思わず「必ずじんの帰るべき場所に俺が連れてってやる」なんてことを言ってしまった

父上には「よくわからん奴には近づくな。命を狙われたくなければな」といつも言われているが今回ばかりは見逃してほしいものだ
しかし…「カッコイイ」なんて言われた時は本当に危なかった…いろんな意味で命を持ってかれるところだった…
いや、今はそんなことを考えてる暇はない
とりあえず使者たちに事を伝えてじんの元へ戻らねば

ただでさえここは危険な森。

誰これ構わずに命を狙う悪魔達が住んでいる
使者たち
テスカトル様、遅いですよ!早く帰りまs…
テオ・テスカトル
うん、帰らなければわからないことは分かっている。
しかし、道に迷ってしまった者がいてな。彼を助けてあげたい。だからどうにか父上には上手いこと伝えてはくれぬか?
使者たち
…し、しかし…知らない人には近づくな、と…
テオ・テスカトル
分かっている。
だが頼む!もしも罰を受けることがあるなら全て俺が受ける!だから頼む!
使者たち
ちょっ!王子たるものがそんな!頭を下げないでください!!!

…分かりました…王様には上手いこと伝えておきます。その方を助けたらすぐ!すぐに帰ってきてくださいよ??
テオ・テスカトル
分かった!すまない!ありがとう!
と言って俺は急いでじんの元へ向かった
しかし待っていたのは…
テオ・テスカトル
じん…?
雪のように白く染まり、冷たくなったじんが倒れていた
テオ・テスカトル
っじん!しっかりしろ!おい!くっそなぜこんな…
まさか奴らが…
どんなに声をかけてもじんは一向に目を覚まさない…

このままだったら…じんが…
最悪な未来が頭によぎる
そんなことさせまいと考えていると
???
テスカトル様??
声がする方に振り向くと
テオ・テスカトル
カスティノ!?
カスティノは小さい頃、よく遊んでいた隣の王国の娘で、彼女はこの森の女神といわれている
カルティノ
やっぱり、テスカトル様ですよね!どうかされました??
テオ・テスカトル
助けてくれ!彼が!彼が奴らに!
カルティノ
っ!これはひどい…っとにかくここにとどまってるのは危険です!近くの私の家においでください!
それもそうだと思い、じんを担ぎ、急いでカスティノの家に向かった
カルティノ
ここに彼を寝かせてください、ここ本のどこかにその魔法を解く方法が書いてあるはず…
未だ眠り続けるじんを見つめる
テオ・テスカトル
ごめん…俺がもう少ししっかりしていれば……
カルティノ
…っ!あった!…………え…………
テオ・テスカトル
どうした?なにをすれば、俺は何をすればじんは助かる?
カルティノ
…《好きな人からのキスで生き返る。しかし、もし別の人なら、キスをした者の恋は来世まで遡る》…
テオ・テスカトル
……え?……好きな、人…
誰かもわからないのに、そんな…

でも薄々分かっていた
恐らくじんが好きな人、

「テオくん」

という名の奴だ
しかしじんの様子から、彼が何処にいるのかわからない感じだった
カルティノ
テスカトル様、彼が好きな人がわからない限り、彼が助かることはもう…

って、え!?!?
テオ・テスカトル
((chu
一か八かだ
1度俺と「テオくん」を間違えたのなら、もしかして
そんなあやふやな判断でじんにキスを落とした

これでもし今の俺の恋が叶わなくても、じんが幸せなら、来世の俺が幸せならそれでいい
――――――――――――――――――――
じんたんside
だんだん視界が明るくなる

あれ?なんで俺……

ん?なんか唇に何かが当たってる?

なんだ?
じんたん
じんたん
…んっ……んんっ!?
テオくん!?何してんの!?
テオくん
テオくん
んっ…あ、起きた


あぁぁああ!ごめん!え!?あの!違う違う!これはそんな!ちがうの!ご、ごごごごめん!
じんたん
じんたん
え!?い、いやそんな謝らないでよ!!嫌じゃなかったし…てか今はテオ・テスカトルじゃないの??
テオくん
テオくん
ん?誰?その人笑
テオ・テスカトル?知り合い?
じんたん
じんたん
え!?いや…
(あれ?さっきまでのは夢???)
テオくん
テオくん
てかさ、1つ…聞いてもいい?
じんたん
じんたん
ん、なに?
テオくん
テオくん
さっき夢の中で俺のことカッコイイって言ってたんだけどそれって…ほんと?
それに、キスだって嫌じゃないって言ってたけど…
ええ!?まじか!夢の中で言ったこと、口に出しちゃってたんだ…はっず/////
こうなってしまってはもうだめだ
諦めよう
じんたん
じんたん
うん、本気だよ。
かっこよくて、優しいテオくんが好き。だからキスされて、俺嬉しかった…だからさ、テオくん俺と…
テオくん
テオくん
待って!!そこからは俺が言うから


俺と付き合ってください
じんたん
じんたん
っっ/////はい!
テオくん
テオくん
よっっしゃぁぁああ!

じんたん!おいで!
じんたん
じんたん
ん!((ギュッ
テオくん!だーいすき!
テオくん
テオくん
俺もじんたんのことだーいすき!
ずっと一緒だよ?
じんたん
じんたん
うん!絶対ね!


《良かったな》




そう、遠いどこかから声が聞こえたような気がした
――――――――――――――――――――
期待を裏切らせてすみません
語彙力が足りないだけなんです←クソ

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あさめ
あさめ
こんにちは。友達が私の知らない人に向かって「文系のくせに日本語しゃべれねぇのはマジでクソだわ爆笑」って言ってるのを見て関係ないのに一人で傷ついてる系女子です。死にてえ…あ、よろしくお願いします