1ヶ月
2ヶ月
3ヶ月
だんだんと重ねていくテオくんカップルの日々
とうとう半年になった
だけどだんだん2人の関係が変わっているらしい
嬉しいような
悲しいような
俺の中で複雑な思いが入り交じっている
ほらまただ
最近増えていくテオくんのため息の数
『俺がテオくんの彼女だったらそんな思いさせないよ』なんて言葉が頭の中に浮かんだが
言えるはずもなく、また応援する側に回ってしまった
デートの後何があるか分からない
か…いいなぁ
まぁ、楽しんでもらうためにも頑張ろ
――――――――――――――――――――撮影後
((バタン
よし、テオくんがいない間だけでも進めよう
そう思ったその時
((ガチャ
…あれ?テオくんかな?
忘れ物?
返ってこない返事
玄関に向かうとそこに居たのは
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。