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2019/08/01

第36話

チーム
〜1週間後 HCUにて
冴島はるか
冴島はるか
あなた先生、このカルテお願いします。
あなた

分かりました。

藍沢耕作
藍沢耕作
これもパソコンに入力しといてくれ。
あなた

はい。

藍沢耕作
藍沢耕作
…あと1週間だな。
あなた

はい。向こうの部長さんからも正式に連絡が来て、人手不足だからちょうどよかったって言われました。

藍沢耕作
藍沢耕作
そうか。
あなた

…藍沢先生のこと責めたりしてすみませんでした。

藍沢耕作
藍沢耕作
俺もすまなかった。練習なんて言って。
あなた

いえ。

藍沢耕作
藍沢耕作
…怖かった。
あなた

え?

藍沢耕作
藍沢耕作
あの事故の時、俺はフェローになりたてだった。もちろん、そんなのは言い訳にはならない。だが俺は一人前の医者ではなかったんだ。だからもし助けられなかった時の保険でああ言ってしまった。言い訳だ、すまない。
あなた

わかってます。

藍沢耕作
藍沢耕作
あなた

藍沢先生は命から逃げる医者じゃない。
こんなに辛くて悩んでそれでも人を大事にしなきゃいけない過酷な場所なのに、藍沢先生は命と向き合ってる。

あなた

私は翔北に来て人にあたる事しかできませんでした。人を責めて、傷つけて、心配かけて。それでも支えてくれる人がいて。だから前を向こうって思えたんです。違う、前を向かなければいけないんです。

あなた

まだあの事故の事は忘れられませんけど…。

藍沢耕作
藍沢耕作
忘れなくていい。辛い記憶は忘れろとよく言うが、俺は忘れなくていいと思う。辛い事があったから今の自分がいる。言い訳していいんだ。あの事故のせいでって。俺のせいだとも言っていい。
あなた

でも…。

藍沢耕作
藍沢耕作
それで生きろ。過去と今と未来、全部繋がってる。その繋がりを生きるんだ。ただがむしゃらに生きて医者である。お前には戻ってこれる場所があるんだ。
藍沢耕作
藍沢耕作
お前はこの翔北の救命のチームだろ?
あなた

私も…チーム…。

藍沢耕作
藍沢耕作
チームだ。そして仲間だ。
あなた

自分を…生きます。

そこにはあなたの決意が見えた