『大丈夫です
一人で寝れます』
もう、
私だって子供じゃないんだから
なんて、
さっきスンチョルさんに抱きしめられて
落ち着いたのは秘密
だんだん雷も遠くなってるし
さすがにもう大丈夫
それに
おじさんとは言え
男の人と寝るのには
さすがに抵抗がある
いや、
スンチョルさんみたいな人からしたら
私なんて子供過ぎて
全然その気にならないだろうけど…
って、
私は
なんて無駄な意識をしてるんだか…
「あなた、俺と寝よう!」
『え、嫌です』←
垂れ下がった耳が見えるようだわ
ミンギュさんならこんなに簡単に断れるのにな
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!