あれ?
そう言えば…
ウォヌさんがいない?
『あの、ウォヌさんは?』
「ウォヌヒョン?」
ウォヌさんに反応するのは
ミンギュさんなんですね
確かによくウォヌさんの横に
ミンギュさんがいる気がする
「もうそろ戻ると思うよ
あなたちゃん、ご馳走様^^」
食べ終えた食器を運んでくれるジスさん
なんて優しい
て言うか
ウォヌさん出てたんですね
じゃあ、ご飯避けとかなきゃ…
あれ?
余ってない?
『え?
ウォヌさんのご飯は…』
「あ!
美味しくて食べちゃった」
…スニョンさん、
嬉しい言葉ですけど
ウォヌさん可哀想ですよ…
とりあえず作りますか…
と、慌ててキッチンに立つこと数分
「戻りましたー」
低い声が聞こえた
「お、お前ら俺の分残しとけよな
ありがとな、あなた
これ、プレゼント」
え?
「ウォヌヤ?」
「あはは、ウォヌからプレゼントみたいㅋㅋ」
「やるな、ウォヌ」
スンチョルさん、
笑顔ですけど、目が笑ってません
ジフンさんはすごい笑ってるし
スニョンさんはすごい感心してる
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。