朝起きたら、白い天井があった。
ここは何処だ?
隣に寝ているのは、可愛い女の子…
私には……頭に包帯が巻かれてる
誰?美音?女性が美音美音って
お母……さん?
「美音!今日カフェ行こ〜!」
誰?思い出せない。顔に霧がかかってるみたいに……黒髪のボブで……明るくて、憧れてた
みつば
ちゃん?
忙しそう。
知らない人のはずなのに、
何でだろ、、
先生は一瞬驚いた顔をしたけど、すぐに笑顔になって、未葉を手術室に連れて行ってしまった。
そういえば、私…さっき三葉って、呼び捨てで
無意識だった
知らない子の無事を祈りながら、私はいつの間にかに寝ていた___。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!