第10話

172
2019/10/08 14:28
ゆうた君とお出かけしています。
ゆうた
ゆうた
。。。
あなた

。。。

沈黙
あなた

あ!!!!

生き詰まる!


何か話してよ!

ゆうた
ゆうた
もうちょっとだけ待ってて。
あなた

もうなに?

廃墟のビルにはいていく。
ゆうた
ゆうた
ここ。
あなた

え?!
すごい!


キレイ!

都会にあるライトが、星のように見える。
あなた

空と地上が反対になったみたい!

ほんとにすごい!

ゆうた
ゆうた
こんな時になんだけど、、、
あなた

ゆうた
ゆうた
俺、好きなんだ。
あなた

うん。
私もこの景色好き!

ゆうた
ゆうた
いや違うよ!
あなた

え?(笑)

ゆうた
ゆうた
。。。
見つめて沈黙する。
ゆうた
ゆうた
あなたちゃんが好きなんだ。
あなた

。。。

ゆうた
ゆうた
今すぐ返事が欲しいわけじゃないから。


これで、僕のこと意識してくれるよね?(笑)
あなた

。。。

ゆうた
ゆうた
ちょっと!

え?!

ごめん!
泣きまねした。
あなた

うっそ!(笑)




(笑)




ごめんね。
好きな人がいるんだ。

だから、ゆうた君の気持ちには答えられない。

ゆうた
ゆうた
。。。



ちょっともダメ?
あなた

ダメ!(笑)

ゆうた
ゆうた
それって、先生だったりしない?
あなた

な、なんで?

ゆうた
ゆうた
(笑)

動揺してるし。(笑)
あなた

してないし!


先帰る!

ゆうた
ゆうた
あー!

ごめん!ごめん!
あなた

(笑)



好きだよ。先生のこと。
でも、先生が好きなんじゃなくて、先生の中だから。(笑)

ゆうた
ゆうた
そっか。。。


俺の入る隙間もなかったか。。。(笑)
あなた

(笑)

ゆうた
ゆうた
あ!
あと、俺明日で学校も寮からも離れることになったから。(笑)
あなた

え?!

なんで?!

ゆうた
ゆうた
すぐにわかるよ。(笑)

逃した魚はでかいよ!(笑)
あなた

(笑)

魚って。(笑)

ゆうた
ゆうた
今なら捕まえられるよ?(笑)
あなた

(笑)



連絡は取れるんでしょ?

ゆうた
ゆうた
わからん。

俺が忙しくなかったらできると思う。
あなた

そっか。

寂しいね。

ゆうた
ゆうた
ホントに思ってる?(笑)
あなた

思ってるよ!(笑)

ゆうた
ゆうた
そろそろ帰ろう。

明日の用意しないと。
あなた

ホントに行っちゃうの?

ゆうた
ゆうた
うん。

ほら、寒くなってくるし。


帰ろう!
寮に帰宅







パン!




パン!



パン!





クラッカーが鳴る。
ゆうた
ゆうた
ビクッ!
あなた

ビクッ!

寮の管理者
寮の管理者
ゆうた君!
すず
すず
おめでとう!!!!!!
ゆうた
ゆうた
え?!
藤先輩
藤先輩
知ってるんだぞ!

隠そうとするなよ。(笑)
ゆうた
ゆうた
知ってるて?


なに?
寮の管理者
寮の管理者
アイドルになるんでしょ?
ゆうた
ゆうた
え?!

なんでもう知ってるの?
すず
すず
これ。
手紙を渡された。





岸優太様



今回、オーディションに来ていただきありがとうございます。

つきましては明日より練習がありますので、お越しください。








某アイドル事務所
ゆうた
ゆうた
うわ!!!!!!!!!!!

なおしておいたのに!!!!!!
寮の管理者
寮の管理者
急に出ていくってゆうから、探しまくったわよ。

藤先輩
藤先輩
学校も違う場所なんだろ?


ちゃんと勉強しろよ!
すず
すず
連絡してこいよ。(笑)
ゆうた
ゆうた
(笑)

だいぶ上から。(笑)
あなた

。。。

寮の管理者
寮の管理者
あなた?


どうしたの?
あなた

なんか受け入れるの早いね。。。


寂しくないの?

寮の管理者
寮の管理者
寂しいわよ。

うるさいのがいなくなるんだから!
ゆうた
ゆうた
いや、うるさいのって管理人さん。(笑)
藤先輩
藤先輩
ホント、朝起こさなくなると思うとなー。(笑)
ゆうた
ゆうた
最近起きてますよ。先輩。(笑)
すず
すず
あんたなんて、、、、(涙)
寮の管理者
寮の管理者
すずちゃん、、、(涙)
ゆうた
ゆうた
あー!!
ほらしよらしくなってくる。。。



だから言いたくなかったのに!
寮の管理者
寮の管理者
明日の午後には出るのよね?


学校最後なんだから遅刻しないように早く寝なさいよ。
ゆうた
ゆうた
いや、急!(笑)
各部屋に戻る。











『明日にはいなくなるのか。。。。














寂しい。。。


ようやく話せたのに。。。
















ゆうた君いつから思ってくれてたんだろう?』



。。。







。。。





。。。



































気づけば寝てしまった。




























ピコン!












ピコン!
























ピコン!































忘れている携帯事件。


この後、思わぬことに、、、、





























































作者

見ていただきありがとうございます。
岸君が出ないようになってしまいすみません。。。

この後の展開に、大きな影響を与えてくれるので、よろしくお願します。

プリ小説オーディオドラマ