第16話

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2019/10/15 13:20
二宮宅
ニノ先生
ニノ先生
とりあえずここが木ノ本の部屋だ。

悪いな、片付いてなくて。。。
あなた

いえ、お邪魔させていただきます。

ニノ先生
ニノ先生
部屋案内したいから、とりあえず荷物おこうか。
あなた

はい。

荷物を置き、一通り案内してもらった。
ニノ先生
ニノ先生
こんなもんかな。
ほかに聞きたいことがあれば、また言ってくれ。
あなた

わかりました。


ご飯はいつもどうされてますか?

ニノ先生
ニノ先生
あー。。。
コンビニかな。

でも、木ノ本には悪いな。
あなた

良かったら、私作りましょうか?

ニノ先生
ニノ先生
作れるのか?!
あなた

私をなんだと思ってるんですか?(笑)

ニノ先生
ニノ先生
悪い悪い。(笑)
あなた

キッチン借りますね。
先生は先にお風呂へどうぞ。

ニノ先生
ニノ先生
おう。
じゃぁお先に。
お風呂に入った二宮が上半身裸で出てきて、キッチンに入る。
あなた

せ、先生!

目を隠し、顔を赤くするあなた。

そんなことを気にする由もなく。
ニノ先生
ニノ先生


別にいつものことだけど、悪い。

上着てくる。
あなた

ご飯もできてるんで、早くしてくださいね。

上を着てきた二宮がリビングに戻ってくると、きれいに盛られた食卓に驚く。
ニノ先生
ニノ先生
す、すごい。。。

あの材料だけで、ここまでできるんだ。。。
あなた

そんなこと言ってないで、早く食べちゃいましょう。

明日朝練の日だし。

ニノ先生
ニノ先生
そうだったな。



いただきます。
あなた

いただきます。

二宮が一口食べる。
ニノ先生
ニノ先生
うま!
あなた

痛み入ります。。。

ニノ先生
ニノ先生
そういえば、いつも朝練の時おにぎり作ってるけど、ご飯どうしようか?
あなた

作っていってもいいんですか?!

ニノ先生
ニノ先生
おう。
あれめっちゃありがたいし、みんなのやる気も数倍違うし。
あなた

ありがとうございます!
でも、お米足らないんですよ。

ニノ先生
ニノ先生
あら、今から買いに行くか!
あなた

せめてご飯食べ終わってからにしてくださいね。

ニノ先生
ニノ先生
そうだな。
後で行こう。
あなた

はい。

食べ終わる。
ニノ先生
ニノ先生
俺洗っておくから、風呂入って来いよ。
あなた

いや、私洗いますよ。

ニノ先生
ニノ先生
作ってもらいっぱなしは嫌なんだよ。
あなた

私は、お世話になる身ですよ。

ニノ先生
ニノ先生
いいだよ。
入って来いって。
あなた

わかりました。
いただきます。

食器を洗い終わり、お風呂から出てくるあなたを待っているのが疲れたのか、ソファーでうとうとしてしまった二宮。





『先生。。。

疲れさせてるよね。。。』
ニノ先生
ニノ先生

悪い。。。


寝てしまった。
あなた

大丈夫です。
スーパーの場所教えてもらえれば、一人で行きますよ。

ニノ先生
ニノ先生
こんな時間に一人で出歩くのは許さん。
それに学校以外で一人にさせたくない。(小声)
あなた


最後なんて言いましたか?

ニノ先生
ニノ先生
いいだよ。
とりあえず、髪乾かしたら行くぞ。
あなた

もう行けますよ?

ニノ先生
ニノ先生
髪乾いてないぞ。
あなた

いつも自然ですよ。

ニノ先生
ニノ先生
無防備にもほどがあろ。(小声)

こっち来い!
乾かしてやる。
あなた

いいですよ。

ニノ先生
ニノ先生
おれが気に食わない。


いいから来い!
あなたを床に座らせてソファーに座った二宮が、ドライヤーを持ち、乾かし始める。


『先生は、私に興味がないのに、なんでこんなことしてくれるんだろう?

預かってるから?

それだけなら、こんなことしてくれないよね?』



あなたが何を考えているのかわかっているが、何も話さない二宮。


乾かし終えてスーパーに向かい、お米を買う。


家に帰ってくるなり二宮は部屋に入っていった。


二宮side

『やってしまった。。。

一週間の我慢もできないのかよ俺は。。。

一緒に入れてうれしいのに、、、

あ!!!!!

気が持たねー!!!!!』



あなたside
『怒ってる?

何かしたのかな?


朝ちゃんと謝らないと。



明日早く起きなきゃ!』



空を見る二人。

二宮、あなた
『明日どんな顔した会えばいい?』

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