第17話

열여섯
2,489
2020/06/27 18:19
俺たちはそのままお互いの愛を確かめるように






長く深くキスをした。






ジョングガも俺も泣いていて、






でももうお互い心がそれどころじゃなくて






とにかく愛を感じたかったんだ。






キスが終わる頃にはグギの酔いも冷めていた。






ジョングク
ジョングク
あ、えっと..僕、お風呂入りますね、
テヒョン
テヒョン
あ、そうしな、俺は帰るよ
ジョングク
ジョングク
え、







お風呂場に身体を向けていたグギが振り向いた。






テヒョン
テヒョン
え?
ジョングク
ジョングク
帰っちゃうんですか、?
テヒョン
テヒョン
うん、だってグガ酔い冷めたでしょ?
ジョングク
ジョングク
まぁ、はい、
テヒョン
テヒョン
ならもう俺必要ないかなって
ジョングク
ジョングク
え..







違うんだ






俺はもうこれ以上気持ちを






グギに晒したくない。






だから、変な事をしてしまう前に






帰りたいんだ。






テヒョン
テヒョン
じゃあ、







俺は立ち尽くすグギを残して






玄関へ向かった。






靴を履こうと屈もうとした時






グギに腕を掴まれた。






振り向くとグギは下を向いて






何かを言っているが聞こえない。






テヒョン
テヒョン
なに?
ジョングク
ジョングク
ヒョン、行かないで..、今日だけでいいから、一緒に居させて、。







グギの声が、






手が、






震えていたんだ。






もう今日はダメだ。






俺は泊まっていくことにした。






今日だけ






今晩だけだ。






楽に過ごす日があってもいいよね、

プリ小説オーディオドラマ