大我と私は先にソファーで
北斗が淹れてくれた紅茶を飲んで話して待っていた
立ったまま
お互い抱き締めあう
お互いの呼吸や心音を聞きあって
短いような
長いような
二人だけの瞬間を過ごす
指を、舐める。
…舐めると言ってもどうしたらいいのか。
舌を這わせるのか、ぱくっと頬張るか。
ぱくっ。
口に含んだ2本の指に舌を絡ませる
優吾が指を出し入れしたりするので
イヤらしい音がする
ちょっとだけ目を合わせると
なんかゾクゾクしてしまい目をそらした
首を横に振って否定する
いたずらっぽく笑う優吾にゾクゾクして
目を離せなくなる
素直に1回うなづいた
後ろに倒れてベッドに横たわると
スカートをめくって
サイドのリボンを解く
露になった下腹部を指でなぞり
中に指をゆっくり入れていく
我慢してても出てしまう声
手で口を押さえてなるべく出ないように頑張る
力が入るせいなのか
めちゃくちゃ気持ちいいやばい
ピンポイントでいいところだけ責めてくる
くちゅくちゅと音が響いて余計にえっち
気持ちよすぎてダメ
視野に入るくらい、噴水のように潮を吹いていた
気持ちよすぎて頭がぼーっとする
指を引き抜かれてると、また、出てる…
両腕で顔を隠して
されるがまま手淫されて
いろんな気持ちが満たされた
ぼーっとするなかで話が進んでいく
裸になってゴムを着けた大我がまたがってきた
片手で大我の手首を掴んだ
顔を横に振って否定する
優吾はソファーに座ってこっちを見ていた
大我の真剣な顔を見つめて、頷いた
掴んでいた大我の手首を離すと
両手を使って中に押し込んでいく
無理矢理割り込んでくる大我
昨日の復習をするように
胸を指で優しくなぞってくる
グイグイねじ込んでくる大我に耐えて
全てを受け入れた
大我の真剣な眼差しを見つめ返しながら
その振動を感じて
振動で感じて気持ちよくなっていく
滑らかに動けるようになったのがわかる
大我の体重が全て乗ってきて
ぎゅっと抱きしめられる
こちらも大我の腰に手を回してさらに引き寄せる
上半身がぴったり付いた状態で
一番奥を突かれる
自分よりも大我の息が荒くなっているようだった
上半身を起こした大我と目が合う
…大我もえっちな顔になってる、
それにこっちまでつられて感じてしまう
余裕がないせいか好きなところを突いてくれない
けど
気持ちよくないわけはなく。
大我の気が済むまでつきあう
ズッ、と抜かれて離れていく
近づく大我が目の前でゴムを外して
こちらにソレを向けてくる
大我に手を重ねて
口を開けて精子を受け止める
尽きた大我が隣に寝転がった
すると、手早くゴムを装着しながら
優吾が乗ってくる
気持ちいい奥を的確に突いてくる
声を我慢するほど、余計感じてしまう
気持ち良すぎて涙が出てくる
…イっても緩めないで突かれ続けて
おかしくなる
頭が真っ白になって
気持ちいい
もうこれで突かれてる感覚はあるまま
感じる時間が終わった
優吾がスッと降りて背を向けた
シュッと起きた大我が
背中を支えて起こしてくれた
背中のファスナーを下ろしてくれた
言われた通りに手を上げて
メイド服のワンピースを脱がしてもらう
二人で部屋を出ると
樹と慎太郎がいた
大我に手を引かれて
シャワールームへ向かった
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!