てくてくてく…
私がほしいって思ったものは
服や_
お人形さんや__
メイク道具___
と、、一般的なものなんだよなぁ…
でも
服も
お人形さんも
買ってもらっちゃったから____
メイク道具…!!
って…
言ったら欲張りだって思われるよ…ね
!?
なぜそれを…
もしかして…
なーくんも嘘が通用しない感じ!?
なにそれw
メイク道具…って言っていいのかな…
…言おう
…うぅ…メイク道具なんて高いもの買えるわけないよね…っ
なーくんに
また迷惑かけちゃう…っ
はやく謝らないとっ…
なーくんは微笑む
えええええ!?
なーくん…優しい…
ぎゅう…
なーくんは私の手を握った
顔を赤らめてなーくんは言う
真っ赤な顔でこちらを見てくる
なーくんの顔が ぱぁー っと
明るくなった
ぎゅっ♡♡
手を見ると…
私は
なーくんと
恋人繋をしていた
顔が真っ赤になる…
なーくんも顔が真っ赤だった_
…と
冗談ぽく言ったら__
なーくんは呟いた_
もしかして嫌な気分にさせちゃった!?
なーくんに謝った__
私はなーくんに強く抱きしめられた_
なーくんは弱々しく呟く
何が?
と聞く前に
私は
なーくんに…
キスをされた
いきなりすぎて頭が混乱する
動揺しながらもなーくんに尋ねる
なーくんは
顔を赤らめながら耳元で呟く_
私が…
私のことがどうしたのだろう…
{好き}
私はなーくんに告白された___
体が熱い
{一目惚れ}
そう言われて
私の体はもっと熱くなる
嬉しい…けど
なんて返せばいいの??
…と
なーくんに言われた
やっぱり心読まれてるわ
ごめん。正直めっちゃ驚いた
なーくんの声のトーンが
下がる
真面目な顔で私に告げた_
多分ななもりすなーは
これを聞いたら尊すぎて死ぬだろう((((
なーくんのギャップにやられそう…
そんなことを考えてると___
と、優しい笑みで手を差し伸べてくれた
私はなーくんと恋人繋をして
メイク道具売り場に移動した
--------キリトリ線--------
私となーくんは
メイク道具売り場に移動した
あ、そっか
なーくん男性だったw
そりゃメイク道具なんてわかんないよね
…?
でも…
なんだろう??
ドキン…ッ
心配だから…か
-------❁ ❁ ❁-------
なーくんが差し出してきたのは
春を感じる オレンジ色の口紅だった_
私は普段から赤色とかピンク色を使っていた_
自分にはこんな可愛い色似合わないと思っていたからだ_
ぽつりと呟いた…
自信満々に言ってくれた_
なぜか
すっごく嬉しくて
泣きそうになった_
なーくんは
口紅をぽいっと買い物カゴにいれた___
15分後…
買い物カゴを見ると
色々なメイク道具が入っていた
沢山買いすぎてお会計の時が怖い()
うぇ…!?
この人…どんだけお金持ちなの!?
--------キリトリ線--------
たくさん買ってもらった…
いつか返さなきゃ
なーくんの笑った顔…
なんか安心するな…
私はまたなーくんに抱きしめられる_
なーくんは顔を赤く染めながらいう
なーくんはぼそっと何かを呟くと_
早いような長いような…
✂︎- - - - - - - -キリトリ- - - - - - - - - - -
そう言ってなーくんは歩いていってしまった
ぎゅぅ…
莉犬くんに手を繋がれる
満面の笑みで言う
欲しいもの…
今のところ全て買ってもらったからなぁ…
どうしよ…
頭を抱えて考えていると_
照れながら莉犬くんは言う
ペアルック…かぁ
確かに…いいかも…
私は意見に同意した
すると___
と、1人で子犬のようにはしゃいでいました
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。