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第3話

大喧嘩 / jh
260
2026/05/20 07:47 更新















재현
재현
なんで連絡しないの?
재현
재현
俺ってそんな信頼ない?
재현
재현
なんでいつもそうなの?




事の始まりは簡単で。


華金だからと会社のみんなで飲み会をしていた。
たくさん飲んだから酔いが回るのが早くて、
気づいたら酔っ払っていて、終電を逃していた。



もちろん、飲みに行くことは彼氏のジェヒョンには連絡済み。


ジェヒョンからも楽しんでと明るい返事が返ってきた。
私たちももう大人だから、大学生や高校生みたいに飲みに行くことを縛ったりはしない。


ここまではいつものこと。








me
ごめん




でもその後が事件で。

終電を逃したことに気づいた私はジェヒョンにバレないように
車で来てる同期に送ってもらうようにお願いして家まで帰ってきたのだ。


連絡なしに。


しかも男の同期に。









재현
재현
前に同じことがあった時言ったよね?
재현
재현
連絡してくれたら迎えに行くからって
재현
재현
なんで守れないの?



そう。

前にも同じことをやらかしてしまっているのだ。


理由は簡単で。


単純に心配をかけたくないから。
終電を逃したなんて言ったらきっとジェヒョンは仕事で疲れているだろうに飛んできて
寝不足で仕事に行くことになる。


ただでさえ私の何倍も忙しいのに
私なんかのせいでジェヒョンの大事な睡眠時間を奪いたくない。




前にも同じ喧嘩をしたのに、
前と同じ考えが頭に浮かんできて
安易に動いてしまったのだ。








me
ごめん、本当に
재현
재현
謝れば済むの?
재현
재현
謝れば、俺が許してくれるって
재현
재현
そう思ってるの?



ジェヒョンの声は冷たい。


いつもの温かいジェヒョンの姿は一切ない。
冷え切っていて、蔑むような目

胸に深く突き刺さってくる。


ただジェヒョンを想って、ジェヒョンが好きだから

それだけの一心なのに。







재현
재현
あの男があなたに気があるって
재현
재현
前に言ったよね?
me
で、でもただの同期だよ?




バレた理由は単純で
私の帰りが遅いことを心配したジェヒョンが家を出た瞬間と
私が家に着いた時間が同時だったのだ。





재현
재현
俺に親切に挨拶とかしちゃってさ
재현
재현
バカじゃないの、あいつ
재현
재현
あなたにはわからないと思うけど
재현
재현
あいつはあなたに気があるんだよ



ジェヒョンの声がどんどんと深くなるにつれて
どんどん自分の心が追いやられていく。



私がいなければジェヒョンは苦しむこともなく
幸せに生きていけるのかな?



そんな考えまで浮かんでくる。



その考えと同時に自分の目から涙が出てくるのもわかる。
泣いたって何も変わらないってわかってるのに。








재현
재현
なんであなたが泣くの
me
ご、ごめんっ…..
재현
재현
泣きたいのは俺の方なのに
재현
재현
明日も朝早いからもう寝る
재현
재현
またちゃんと話そう



そう言って寝室に入っていくジェヒョン。

かれこれ1時間ぐらい私はまたジェヒョンの大事な睡眠時間を奪ってしまった。


きっと、私はジェヒョンといない方が、って考えが沸々と湧いてくる。













jaehyun side






怒りすぎてしまったという自覚はある。


ただ大切だから心配で、
誰かに取られてしまうのが怖くて
口にしたくない言葉がポロポロと出てきてしまう。


情けない男だ。


謝ろう、言い過ぎだって。




寝返りを打ってみると、いつもは隣にいるはずのあなたの姿がない。



嫌な予感がした。



寝室を出て、部屋中を探してみてもあなたの姿はない。
やらかしてしまった、完全に。




大切で大好きという感情が溢れれば溢れるほど
自分だけのものにしたい、俺だけを見て欲しいという感情が強くなってくる。


自分のそんな汚い感情は、俺だけの中で留められればいいのに。
どうしてもあなたを目の前にすると、出てきてしまう。



こんな俺に嫌気が刺すのも当たり前だ。










スマホと財布だけ持って部屋を飛び出す。
幸いあなたが行きそうな場所には心当たりがある。


連絡を入れてみても、もちろん返信はない。
あなたは嫌なことがあると、スマホを遮断する癖があるからだ。







ポッケに突っ込んだスマホが震える。

「もしかしたら」という思いでスマホを見ればそこにはテサンの名前があった。





태산
태산
ひょん、夜遅くにすみません
재현
재현
大丈夫だよ、どうした?
태산
태산
見間違いかなとも思ったんですけど
태산
태산
あなたさんっぽい人がいて
この時間に1人は変だなと思って
재현
재현
ありがとう
재현
재현
テサンの家の近くの公園のとこ?
태산
태산
そうです、さすが
재현
재현
もう着くんだけど心配だから
재현
재현
俺が着くまで見ててくれない?
태산
태산
わかりました
재현
재현
ごめんね、ありがとう












you side



こんな時、負の感情しか湧かなくなってしまう自分に腹が立つ。


ジェヒョンはそんな人じゃないのに
「明日起きたら振られちゃうのかな」とか「もう嫌いなのかな」とか
そういう妄想ばかりが頭を駆け巡る。


私が100%悪いのに。
あの時、しっかり連絡すればそれで解決できたのに。


戻らない時間を悔やんで、後悔しては、また涙が流れてくる。
泣いたって、ジェヒョンの気持ちが変わるわけでもないのに。










.
そんなところいたら寒いでしょ?



ベンチに座ってぼーっとしていると
聞き馴染みのある大好きな声が後ろから聞こえてくる。


私ついに幻聴聞こえるようになったんだ。
好きで好きで大好きすぎて...。


そう思いながらも振り返ると、
それは幻聴ではなく、現実であることが明確になった。
me
ジェヒョン...?
재현
재현
あなた、ごめんね
재현
재현
言いすぎちゃった
me
なんでいるの...?
me
もう嫌いになったんじゃ....
재현
재현
誰がそんなこと言ったの
재현
재현
嫌いなわけないでしょ?


さっきとは違う、優しくて温かい声。
私の大好きなジェヒョンの声。


me
ごめんなさいっ...わっ...わたし
재현
재현
謝らないで
재현
재현
俺、頼りづらかったよね
me
そんなことないっ...!
me
ただ毎日お仕事忙しくて頑張ってるから
me
そんなジェヒョンが大好きだから
me
迷惑...かけたくなくてっ...!
재현
재현
ありがとう


ジェヒョンは優しく私の頭を撫でてハグをしてくれる。
温かくて居心地が良い。



재현
재현
忙しくても、どんなに大変でも
재현
재현
大切なのはあなただから
재현
재현
他の誰かじゃなくて
재현
재현
1番に俺のこと頼ってほしいなって
me
うん....約束する。
재현
재현
ありがとㅎ
재현
재현
もう寒いし帰ろ?



手を繋いで、家まで帰る。
その帰り道、ジェヒョンは私のことがどれだけ大切なのかを熱弁してきた。


そんなジェヒョンが愛おしくて、ずっとそばにいたくて...。




大好きでたまらない。














ちなみに後日、ハグしているところを後輩のテサンくんに見られて、いじられたらしく拗ねていた。







end



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