轟くんが真っ赤な顔をして目を見開いてこちらを見ていた
「 あ、えっと…これはそのつい? 」
「 心の声が漏れたというか…//焦 」
「 いやだからさ、」
「 もー!みんなだって轟くんかっこいいと思うでしょ!?それと一緒だってもう!// 」
あ、やば
焦ってめちゃめちゃ喋っちゃった…
これ終わった、
夜間違いなく三奈ちゃんに呼び出されるし…
あーもういいや、諦めよ
「 とっ、轟くん、ごめんね…? 」
轟 「 いや全然大丈夫だ/// 」
「 むしろ嬉しいっていうか、まあそんな感じだ 」
はい?
嬉しい?え、?
は…やばい
「 〜っ、///// 」
「 もう轟くんずるい!きらい!// 」
轟 「 ??嫌いと言ってるわりには顔あけーけど 」
「 変なやつw 」
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!