あなたsibi
蓮と屋上で弁当食べることになって屋上に向かっていた時、
1番会いたくない人に会ってしまった........
明らかにここにいる人全員暗いじゃん
沈黙が続いていた時、髙橋先輩と目が合ってしまった
すぐ逸らしたけど、よけいに気まずくなったよね
すると........
蓮が沈黙を破ってくれた
やっとあの場から抜け出す事が出来た
何か蓮とも話しずらくなった........
この後、少し気まずいままご飯を食べた
海人sibi
昼休み紫耀達と食堂に行こうとしていた
そしたら友達が来て、どうしたんだろうと思っていたら、嘘だと思いたいことを言われた........
「あなたちゃん目黒蓮ってやつと付き合い出したらしいよ」
自分の耳を疑った
あなたちゃんが目黒と付き合った?
嘘だろ........
何で........
そんなの直ぐわかった
自分がちゃんとあなたちゃんに言わなかったからだ
「好き」
って
あなたちゃんが俺に何回も言ってくれた言葉
それを俺は1回も言わなかった
この2文字を言うだけで全てが変わっていたかもしれない........
あなたちゃんは目黒を選んだ
目黒が好きだからだ
あなたちゃんを傷つけてばっかの俺より
優しい目黒の方がいいよな
目黒の方があなたちゃんを幸せに出来る
俺何やってんだろ
もっと早く自分の気持ちに気付いておけば........
そして、自分の気持ちを早く伝えておけば........
そんなこと今気付いたって遅い
あなたちゃん........
目黒と幸せになってね........
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。