5人目の女を殺す時は、たしか蓮、お前と同じ様に椅子に座らせて観客から見えるようにして殺したんだよ。まぁ観客って言っても、死ぬ所を見たい奴らしかいないけどな。殺した時、普通の住民に見られて、警察に通報されたって事
ざっくり言うとこんな所だ
そんな事して…何が楽しいんだよ…
さぁね。
さぁねってお前…
おせーぞー!早く殺れー
あぁ、長く話し過ぎましたね。みなさん、申し訳ございません
狼もうやってもいいー?
あぁ、いいよ。蓮、じゃあな
…!待て、おい!
冬夜は舌なめずりをすると、蓮に向かってナイフを突き刺した。小さな隙間から見える、キラキラと光るナイフが、蓮の首筋に少しだけ刺さって血が流れている感覚が緊張感を漂わせる
っ…!
ねぇ、怖い?どんな感じ?
ほんとクソだな。
ほざいてろ
そんな言葉知ってるんだなぁ
馬鹿にしてんの?まぁいいや。蓮、会えてよかったよ、じゃあね
…。(どうする。何か方法を…っあ!そうだ。いい事を思いついた。一か八かやるか。)
いけー!!!
It’sshow time
冬夜はそう言うと、蓮の首に向けてナイフを刺そうとした
来い!朱雀!
す、ざく?プッ、何言ってんの?
おいおいとうとう頭おかしくなったのかw
(朱雀は駄目なのか?どこかのアニメで聞いた事があったんだが…じゃ、じゃあ、)
虎、チーター、ライオン、来い!(とりあえず、なんでも良いから!出来るだけ強いの来てくれー!!)
はぁ…さっきから何?
駄目なの…か…
ゴゴゴゴゴゴゴォ
何だ?外から…うわぁ!逃げろ!死ぬぞー!
さっきから何を言って…!!何あれ!
来たのか!?
お前が呼んだのか!?蓮!
蓮は目隠しの様なものをされていて、どうなっているのかが分からない状態だった。だが1つ確かなのは、虎かチーターかライオンのどれかが来たと言う事だ
(?この足音…この声…ライオンか?)俺を助けてくれ!
ガオーーーー!
物凄い大きな音とともに蓮は宙に浮いた感じがした
うぉ!まさか俺、ライオンの上に居るのか?(何でライオンがいてチーターや虎が居ないのかは不思議だけど…)
や、やばい!
ライオン、とりあえず、目隠しとか外してくれないか?
ガルル…
(え?ライオンに言ってどうするんだ?ライオン器用に外せれるか?え?やばくね?え?)
っ!(こうなったら…)猫になれ!
ポンッ
ガオ!?(ご主人様、猫に…!?)
にゃーにゃー(殺されずにすんだ(〃´o`)フゥ…て言うか、猫になったおかげでライオンと話せるのか!凄いな。)
ガルル、ガルル…?(あの、俺の出番って…初めからご主人様が猫になれば良かったのでは…?)
にゃにゃにゃーにゃ。(え?あっ、そっか。いやでも、ライオン、お前が助けてくれたおかげで俺は今此処にいるんだ。ありがとう。)
ガオーー!(いえいえ!とんでもない!!)
(なぁ、コイツら全員追い出せるか?あぁ殺すのは駄目だぞ?)
ガオガオ!(勿論!任せてください!)
にゃー!(すまんな!ありがとう!!)
ガオーン!(みんなー!来てくれー!)
にゃ?(え?みんなって…?)
扉が開いたと思うと同時に、沢山のライオンが来た
う、うわぁー!!!殺されるーー!
冬夜、流鬼、逃げるぞ
は、はい!
蓮は?
今は駄目だ
わかった…
っあおい!待て!
猫が、喋ってる…
にゅにゃ…(あっ、ミスった)
うわああああああ!!!!
ガルル、ガオ、ガオーン(あの、ご主人様、ご主人様のお友達と思われる方がいるのですが…)
にゃにゃにゃー!(そうか!良かった!!あっ待て)
(人間に戻れ!後、ライオンも戻れ!)
ポン
っ蓮!!
蓮!怖かったよおおお!
空翔、林檎!
てか、何だこれ。なんでこんなに荒れてるんだ?
あ、いや、あはは
いいじゃない!そんな事。それより、流鬼は?
あぁ、もういないよ、心配しないで
そっか…ほんとによかった…
何も無かったか?怪我もしてないか?
あぁ、全然平気だよ。空翔達こそ、大丈夫か?
うん!何とか
あぁ、大丈夫だよ!
よかった…
もう、この村は離れよっか
そうだな
うん。そうしよう
蓮達は大きな会場から出て、次の村を目指した
蓮…
何なんだ、さっきの
分からん、だが、蓮は何かを隠している。
もっと気になってきたなぁ。もう一度会えないかな…蓮…
ここまで俺達を楽しませてくれるとは…次会えたら、もっと楽しませてくれよ…鳳瑞…蓮
またね、蓮。次は、僕だけの物にするから…覚悟しててね…
(結局あの3人はどこにいったのかも分からずじまいだ。会わなければいいけど…)
おーい!行こーぜー!
遅いよー、蓮ー!
ごめんごめん!
プルルルルル
え?電話?誰からだろって神様じゃん!?(てっきり存在ごと忘れてた)
も、もしもし…?
おぉ、蓮か?
そうだけど、どうしたの?
お主に嬉しい知らせがあってな
何?(嬉しい知らせ?)
実は…今お主が元いた4000年前の日本と繋がって、お主を元いた場所へ戻せる事になったんじゃ
え…?
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編集部コメント
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