第55話

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2021/02/06 20:05
白布賢二郎目線((※これはまだ、夏休みの半ばですまだ2年生です。あなたが告白したのは夏休みの初めの頃))






しばらく2人で出かけてないな、と思いながら、誘えない。



それでも、何故か、、、出掛けたい。そう思ってしまう。
あなたと二人で話してる時
白布賢二郎
白布賢二郎
なぁ、今度出掛けね?
と言うと、驚きながら、俺を見る。
須藤(なまえ)
須藤あなた
白布、それは、優陽に言えばいいの?
と言われた、片峰さんに恋をしてた、昔の俺なら、そういうだろう。でも今は、違う。。。でもあなたはまだ、俺が片峰さんを好きだと思っている
白布賢二郎
白布賢二郎
いや、お前だよ須藤
と言う。俺も、もう名前で呼ばないでも心の中では良いよな?と思う。そしてあとはあなたの返事を待つだけだ
あなたは少し考えながら
須藤(なまえ)
須藤あなた
いいけど、、
と言われた。嬉しかった。その日はその話をして終わった。。。俺は部屋でソワソワしていた。
川西太一
川西太一
賢二郎。お前どうした?
と、太一に言われるほど、浮かれている。俺は話してもいのか迷いながら、、でも、話さないとはと思って
白布賢二郎
白布賢二郎
須藤と、出掛けることになった。
と言うと太一も驚いた。
川西太一
川西太一
あなたがか、珍しいな。
と言われた。俺が何も言わないでいると、話を続けた
川西太一
川西太一
あなたさ、俺や片峰が誘わないと
他の奴と出掛けないんだよ。
川西太一
川西太一
だから、お前はあいつに
信頼されているんだな!
と、笑顔で言われた。
『信頼』





その言葉がとても、嬉しかった。あんなことがあったのに、信頼されているんだなと





まだ、太一には告白したことは言っていない。言えるわけない。こいつはあなたに恋をしているのに、俺が告白されて、、振ったなんで言えるわけないだろ
白布賢二郎
白布賢二郎
そっ、、、か。良かった。
ありがとな、
少し濁った返事、、、だけど太一はそれ以上何も言わなかった
白布賢二郎
白布賢二郎
あ、そうだ。須藤ってどんなの好きなんだ?
そう言うと、太一は
川西太一
川西太一
基本、なんでも好きだな。
あ、お化けとか、怖いのは論外な、
と言われた。基本なんでも好き。

でも、怖いのは論外。それは知ってる夏休みの宿泊学習で、知ったから。
白布賢二郎
白布賢二郎
んー、、わかった
と、だけ返信した。なんでだろう。こんなに長くいるのにまだあなたのことが分からない。片峰さんについては色々聞いたから……分かる、でも、










やっぱりあなたのことは分からない
そんなことを言いながら、本当は何も考えていない


楽しませたい。そう思ったのに、



何も出来ないなんて。

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