太一目線
それならのことはあなたと少しだけ話していた。部活の時、あなたはだいたい先輩たちのところにいるから安心していた。
あなたは賢二郎を避けていた。
それでもやっぱり目線は賢二郎を見ていて、それを見てる俺がいる、
俺がふと賢二郎を見ると、酷く傷ついた顔をしていた、
なんでお前がそんな顔するんだよ。と思いながら、部活を終え
いつもどうりあなたを送り、
部屋に戻るとこの時間は復習をしている賢二郎が俺が帰ってくるのを待っていた、
そういうと賢二郎は少し俯くそして
と言ってきた。おれはその言葉で思ったこれは賢二郎とあなたの話だと
悟ってしまった
そう聞くと賢二郎は少し悩みながら
と言っていた。あなたと賢二郎、そして片峰のこと。
俺は正直どうすればいいのか分からなかった。だって俺はこいつに好きなやつを取られた、だけどあなたのことが心配で、ずっと昔から好きなやつで
大好きで大切なやつだから俺は少しだけ意地悪を残してアドバイスをした
そう言った、賢二郎が片峰を選ぶように。でも俺は、賢二郎とあなたが仲良くなれるならそれでいい、
俺が「泣いている」そう言ったら賢二郎の顔が曇っていった
そう言っていた、そして
そう言われた。そんなの俺に聞くなよ。でもあなたの事だから
そう言ったら俯きながらでも半ば涙声で
と呟いていた。さすがにからかいすぎたか?そう思いながらも
そう言ったらバッと顔を上げて少しだけキラキラした目で
そう言っていた。それは勿論
と言うと目を泳がせながら
そう言っていた。まぁその方が助かる友達、ということで話をしていた。
その時あなたから「今度、出掛けたい。」と返信が来た、俺は少し嬉しくなりながら
と言ったら賢二郎が誰?という顔をして俺を見た
と言ったらそしたら賢二郎が少し驚きながら
と返してきた。まぁ賢二郎には関係無いからな。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。